ーー吉沢さんは３年間、DIORのビューティアンバサダーとして活躍されています。あらためて吉沢さんにとって、“美しい人”とはどんな人だと思いますか？

ナチュラルな人だと思います。飾ることなく、自然体な人から美しさを感じるようになりました。

ーーナチュラルという言葉は、吉沢さんそのものな感じもしますね。

ありがとうございます。あとは、自分をしっかりと愛している人も素敵ですよね。自己肯定感が高い人は、自信や余裕などもしっかりと持っているように感じていて。それだけで、その人を纏う空気感も変わってくるように思います。

ーー吉沢さんは最近になって、自分の中で認められるようになったことはありますか？

僕は元々すごくネガティヴな人間なので、以前はそんな自分が嫌いだったんです。でも最近は、ネガティヴな自分がいたとしても「それもいいのかな」って思えるようになってきました。

ーーそれはポジティヴになったわけではなく？

そうですね。決してネガティヴを悪いこととは思っていなくて。そのなかで、これが自分だと受け止められるようになったんです。どうしてもネガティヴになってしまったときは、お酒を飲みます！

ーーちゃんと自分の対処法を知っているんですね（笑）。

はい。その対処さえできれば、自分を認めやすくなると思うんです。僕はお酒を飲んで、「よし、頑張ろう!」と気持ちを切り替えられるようになりました。考えすぎてもいい答えは出ないですしね。

ーーたしかにそうかもしれないですね。ちなみに、“美しいな”と思うものはどんなものでしょうか？

僕はやっぱりシンプルなものが好きなので、人工的な匂いのしないものに惹かれるんです。例えば、豊かな緑に対しても魅力を感じます。つきつめると、“余分なものがない”という状態が好きなんですよね。

ーーさて今回、NYLON guysのグラビアのテーマは、“吉沢亮の休日”がテーマでした。実際の吉沢さんのお部屋もこのスタジオのような雰囲気と似ていますか？

この無機質な感じは似ています。僕の部屋は片づけていないものはたくさんあるんですが、基本的に物が少ないんです。それが無機質な雰囲気にさせているように思います。

ーースキンケアは毎日どうしていますか？

お風呂上がりは、必ずしっかりとスキンケアをするようにしています。“カプチュール トータル”のローション、そしてル セラムでしっかり保湿して、それでも少し乾燥が気になるときは“カプチュール トータル ヒアルショット”を部分的に使うようにしています。僕はめちゃくちゃ乾燥肌なんです。冬は１回塗っただけでは物足りないぐらいで、すぐ肌が乾燥してしまうんですよね。でも、“カプチュール トータル ル セラム”を使うと、寝るまでそのままでも全く乾燥しないので、「すごいな！」って使うたびに思います。これは、乾燥肌の方にはかなり最強なアイテムだと思います。 このシリーズと出合えて、すごく嬉しいです。僕の大事なパートナーです。

ーーパッケージもすごくおしゃれですよね。

それこそ、僕が大好きな“シンプル”ですよね。特に、新しく登場する“カプチュール トータル レチショット”は機能性も兼ね備え、すごく素敵なパッケージだと思いました。シルバーなので男性の洗面台にこれがあっても違和感がないですし、むしろおしゃれだなって思うんです。

ーーパッケージは見るだけで、テンションをあげてくれますよね。

わかります。掃除をしているときは、ちゃんと並べたくなります。ただ、使い出すとバラバラになっちゃうんですけどね（笑）。

ーーこの“カプチュール トータル ヒアルショット”は、目もとや口もとなどの細かな部分にフィットして、ヒアルロン酸を補充する美容液。ディオール独自のヒアルロン酸デュオの効果で、朝晩の肌が潤ってふっくらしますし、肌にフィットするように、ものすごく口が細くデザインされているんです。

これ、すごくいいですよね。僕が最初に言っていたナチュラルって、機能性にも通じていると思うんです。日々、必要な機能以外の飾りつけをしない方が素敵だなと思うことも多くて。そういう意味では、“カプチュール トータル ヒアルショット”は、塗りやすさがしっかりと計算されているからこそのデザインになっていて、すごくいいですよね。そういったところに美しさを感じます。

ーー8月に発売された“ルージュ ディオール”のバームについてお伺いします。先ほど乾燥肌と言っていましたが、唇も乾燥しやすいですか？

こまめに保湿をしていないと、唇がすごく乾燥してしまうんです。なので、リップバームはすごく大事にしていて。僕は“ルージュ ディオール”の000番の透明なバームを毎日使っています。

ーー使用感はいかがですか？

とってもしっとりして、すごく気に入っています。唇がすぐに乾燥してしまうので、いつも持ち歩いています。乾燥から守ってくれるお守りのような存在です。

ーー吉沢さんは唇のどんなところに魅力を感じますか？

僕はこのリップにも感じるのですが、あまり色をのせず、ツヤッとしすぎないものに惹かれます。そういう意味で、“ルージュ ディオール”の000 ナチュラル バームは、自然に見えます。ティッシュでオフしなくても、塗るだけで自然な仕上がりになります。このリップバームは理想的な仕上がりで、気に入っています。

ーー最近はメンズメイクを楽しむ方たちが増えているからこそ、おすすめしたいですね。

本当にそう思います。保湿力も高く、持っているだけで気分が上がる素敵なパッケージも魅力的で、すごくオススメです。

ーー美しいメンタルを保つために、吉沢さんが大切にしていることはありますか？

“無”になることです。

ーーそれって、難しくないですか？

僕は無理してでも無になるようにしています。

ーーそれは、周りをシャットダウンするということですか？

はい。というのも、誰かが自分のことを話しているとか、あの辺でコソコソ話をしている……など、どうしても気になっちゃいますよね。それだけで、ネガティヴに引っ張られてしまうのはすごくもったいないなと思っていて。だからこそ、そういったことを全部考えないようにしているんです。ひとことで言えば、“気にしない”というマインドを大事にしています。

ーーそうすることで、悪い方に引っ張られないようにするということですか？

それもあります。ネガティヴな言葉を見ても、気にしないことが一番なんですよね。さらに、そこで自己肯定感が高いほど、どんなことも対処しやすくなると思います。

ーーそれができるようになってからは、より呼吸がしやすくなったのではないでしょうか。

そうですね。20代前半に比べたら、だいぶマイペースでいられるようになりました。

ーーすてきですね。今、吉沢さんが抱く理想の姿を教えてください。

自分らしくいるために、不要なことをシャットダウンすることを極めたいです。いまはどうしても、いろんな言葉や環境に揺らいでしまうことが多いんです。なので、そこに引っ張られることなく、どっしりと構えて極めていきたいです。