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田辺桃子、香りが刺激するクリエイティヴィティ

1921年に誕生した「CHANEL N°5」。
100年前にガブリエル・シャネルと調香師エルネスト・ボーが創った、
これまでにない革命的な香りは、フレグランスの歴史を塗り替え、
世界で一番有名な香水となった。
変わらない信念と、変わり続けられるしなやかさ。
新たな時代を切り開く8人のユースとともに、「N°5」のタイムレスな魅力を紐解く。

ー自分の信念、大切にしているものは?

日常生活を大事にしています。たまに、いわゆる“芸能人”をやっている自分に慣れてしまうことがあって、でも演技でいちばん取り入れるのって日常のことで、今の生活を変えちゃいけないなって思っています。9歳で事務所に入って、芸能歴ではもう10年くらいになるんですけど、常に自分は半人前だなって思いますし、何歳になっても挑戦する姿勢でいたい。そのためにも素の自分でいる時間を大切に過ごすように心掛けています。

ー自分史上、革命的だった出来事は?

高校生の時に『シンプル・シモン』という映画を観て、アスペルガー症候群の主人公が、周りの人たちとぶつかりながら、その子も周りも成長して、一緒に生きていくっていう話で「病気があろうが無かろうが、あなたのことが好き」っていうテーマがすごく響いて。病気や性別、社会的なイメージでカテゴライズするのって意味がないし、考えや意見が自分と違っても、その人のことが好きだったら関係ないんだなぁって衝撃を受けて、自分の中で、いまだにあの映画は大きい存在です。

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ーなりたい自分とは?

いろんな面のある自分でいたいなって思います。真面目な面もあれば、少年みたいに外でたくさん遊びたい自分もいて、お花を買いたいなって思う自分もいれば、男らしい自分もいたり。万華鏡みたいにいろんな面がある自分が結構好きで、「全部ひっくるめて自分です」っていう生き方を、これからも恐れずにやっていきたいです。

ーN°5 の香りの印象は?

シャネルのN°5 って、凛としたかっこいい女性が使っているイメージがあって、憧れ的な存在だったので、初めて使ったときに、ちょっと大人になれたかもっていう嬉しさがありました。ひとつの香りに縛られず、いろんな香りが混ざっていて、それが自分がクリエイティヴでいたい時にすごくマッチするなと感じています。

ーN°5 をまといたいシーンは?

N°5 って朝、家を出る時につけただけでも、長時間香りが続くじゃないですか。だから、「いってきます」と「ただいま」のスイッチとして、出かける時にシュッとつけています。あとは、役作りする時とか、自分自身に向き合う時。思い浮かんだことを書き留めるノートがあって、例えば、今聴いてる音楽から、こういうイメージが浮かんだなとか、こういう感情を思い出しなとか、そういうちょっとしたメモが役との共通点になったりするんです。あと、私生活で感じたこととか、ちょっとした短い物語を書き留めています。

バニラやシトラスなどを加え、
N°5 を新たに解釈した、
オードゥ パルファム。

CHANEL N°5
EAU DE PARFUM
¥14,300~

みずみずしいローズとジャスミンが、
髪が揺れる度、
ふわりと軽やかに香り立つ。

CHANEL N°5
THE HAIR MIST
¥6,380

するりと肌に馴染む、
さらりとしたテクスチャー。
指先まで繊細に香らせて。

CHANEL N°5 L’EAU
HANDCREAM
¥8,250

PROFILE

田辺桃子/MOMOKO TANABE

1999年8月21日生まれ。神奈川県出身。スカウトをきっかけに小学3年生でデビュー。モデルとしてキャリアを積みながら、
役者としても数々の作品に出演。現在ドラマ『リコカツ』(TBS)に出演中の他、映画『犬部!』(篠原哲雄/7月22日公開/KADOKAWA)が
公開予定など、今後の活躍が期待される正統派若手女優。

INSTAGRAM @MOMOKO__TANABE

INFO
www.chanel.com/-fragrance_jp
chanel(customer care)
tel. 0120-525-519




STAFF
MODEL: MOMOKO TANABE
PHOTOGRAPHY: TOSHIAKI KITAOKA(L MANAGEMENT)
STYLING: AI SUGANUMA(TRON)
HAIR&MAKEUP: TAKE
VIDEOGRAPHY: YU NAKAJIMA
VIDEO EDIT: YUKI FUJINAGA
GAFFER: TERRYMAN
EDIT: YURIKA NAGAI
TEXT: AKIKO TOMITA
DESIGN: MIZUKI AMANO, AZUSA TSUBOTA
CODING: JUN OKUZAWA