新たなK-popガールズグループEXID
韓国発、新たな時代を切り開く5人組の人気K-POPガールズグループ「EXID/イーエックスアイディー」はもう知ってる? 2012年2月に韓国で結成し、2018年8月には『UP&DOWN』日本デビューを果たし、今アジア各国で活躍の場を広げているEXID。そんな勢いが止まらない彼女達が待望の日本オリジナル1st Album『TROUBLE』をひっさげNYLON JAPANに初登場!
ページの最後には、メンバーのサイン入りチェキのプレゼントもあるので最後までくまなくチェックして。
—ハニさんと言えばステージの上と普段のギャップですが、いつもどうやって切り替えていますか?
もともとの私の姿をステージ上で出しているつもりでいます。ステージに立つ時は、今から歌う曲はどんな歌なのか、その曲に似合う人にできるだけなりたいなと思っているので、言ってみれば一種の演技・表現だと思っています。
—もしかしたら曲によって違うハニちゃんがいるかもしれない?
はい!
—綺麗な肌を保つ秘訣は? スキンケアは何をしていますか?
昔は、スキンケアはこのクリームがいいよとか、このエッセンスがいいよとか言われたら、あれこれ試していた方でした。でもある時、むしろあれこれやらない方が、やり過ぎるのはマイナスなんじゃないかと思って、どんどん減らして少なくするようになりました。お化粧も必要以上にしないように、できるだけシンプルでいられる時は、シンプルにするようにしていたら、お肌が健康になったかなと思います。
—色んなヘアスタイルを披露していましたが、お気に入りのヘアスタイルは?
いちばんお手入れが簡単で、早く洗えて早く乾く、短い髪の時ですね(笑)。ヘアアレンジも簡単だし! ただ、実際に人から見られた時を考えると、髪の色を華やかにしている時がいちばん自分に似合うような気がしてます。どちらかというと目鼻立ちがハッキリしている方で、派手色や華やかな色が似合うと思うので、みんながしないようなカラーリングは自分がスペシャルになったような感じに見えるし、そういった気分にもなれるから。
—ジョンファさんはEXIDの末っ子(マンネ)ですが、自分よりも年下っぽいなと思うメンバーはいますか?
多分私だけではなく、他のメンバーのお姉さん達もそう思っていて、きっとファンの皆さんも満場一致かなと思うんですが……ヘリンです! ヘリンは愛嬌満点なのでそういった面で、末っ子っぽいと思います。
—女優業とアーティスト活動をしているときの違いはなんですか?
アーティストでいる時は、私のなかでも明るい面や活発な姿を皆さんに見せていると思います。それと同時に、ある程度自分のなかで節制している部分もあります。だから自分がステージに立つ時は、自分のなかで考えている“EXIDのジョンファ”っていうのを持って活動に望んでいる気がしています。一方で女優業をしている時は、そのアーティスト業をする時よりも、より自由奔放に、そして自分がやりたいように行動していると思います。またそれと同時に、自分の性格に似て慎重な部分もあります。
—美しさをいつもキープする秘訣はなんですか?
自分自身について、まずは知ろうとする努力を続けること。例えば、内面的なこともそうですし、今の気分に合わせてどんなスタイリングをしたいか、どういうメイクをしたいと思っているかとか。その時々で自分が何を望んでいるのかを知ろうとすることに努めているつもりです。自分でそれがはっきり分かれば、自分で望む姿をはっきりと作り出せるから。自分自身を見て、今日はいい感じって心持ちを持つことが、美意識をキープする秘訣になっているのかなって思います。
—2018年に活動を再開した時はどんな気持ちで迎えましたか?
健康上の理由で約1年くらい休んでいた時期がありましたが、それを経てメンバーとまた一緒にステージに立てたことは嬉しかったし、ファンの皆さんの前で、5人の姿でまた改めて挨拶できたというのが幸せでした。私の健康状態を心配してくれた方々がたくさん居たので、また再びカムバックがこうしてできたことで、皆さんがより喜んでくださったのかなと思うととてもありがたいです。
—リーダーとして大変なこと、また気をつけていることは何ですか?
5人の個性がすごくみんな強いので、そんな5人をちゃんと柔和させてまとめることはやっぱり大変だと思います。だから気をつけているところも、まさにそこで。やっぱりみんなの個性、カラーが強い分だけ5人の意見を1つに集約するのが時として難しくもあったりするので。お互いに相手のことをちゃんと配慮をして、相手が決して気分を害さないように、できるだけみんなの意見も聞きつつ、さらにそれをちゃんとまとめていくっていうところが難しくもあり、気を遣うところでもありますね。
—メンバーでは1番お姉さんのソルジさん、妹達のかわいいなと思うところは?
それはやっぱり普段みんなでたくさん笑って騒いでいるところ。メンバー同士、素でいるときは誰も可愛い子ぶったりせずに本当に大声で笑ったり、時として変顔したりして、騒いでいることが多いんです。その時はやっぱりメンバー達が愛らしいなと思います。
—スタイルキープの秘訣はなんですか?
やっぱり運動かなと思います。もともと太りやすい体質ではないんですけれども、それだけにちゃんと筋肉をつけようと思って、パーソナルトレーナーについてもらって運動をするようにしています。
—ラップスキルはどうやって身につけましたか?
中学生くらいの頃からラップミュージックが大好きで、最初は外国のラッパーのカバーをすることから始めました。自分で楽しみながらずっとやり続けてきたので、今のラッパーとしての自分があると思います。
—EXIDは中毒性の強い楽曲が多いですが、楽曲を作る際に大切にしていることは?
EXIDの曲を作る時は、一緒に歌いやすいということを大切に考えます。自分で曲を作りたいと思って作る時は、私は歌詞に重点を置いて作りますね。EXIDの曲はファンが真似しやすいことを意識しています。EXIDのある意味シグネチャーとも言えるんですが、中毒性のあるフックとよく言われている部分で、これは老若男女誰もが本当に簡単に真似できる。例えば言葉を繰り返す『DDD』っていう曲があるんですけど、これもやっぱりあるとして単純にキャッチできるし、真似しすいというものを意識しています。
—リスペクトしているアーティストはいますか?
ラッパーのなかではJ.Coleが好きです。あとはアーティストとしてビジュアル然り、パフォーマンス然り、もちろん歌と歌詞もそうなんですが、トータル的にも私はBeyoncéが最高だと思います。音楽的なこと以外の部分でも、マーケティングもそうだし、あとはアルバムの構成を見ても、自分の信念みたいなものが感じられるので1番好きですね。
—LEにとって欠かせないファッション・メイクは?
ファッションにおいては、靴が1番大切だと私は思います。基本的に好きなのはヒールのあるもの。ヒールが高い靴を履くと、自然と姿勢も良くなるし歩き方も自体も変わってくるので。女子としてはヒールを履いていた方が、足も綺麗に見えるからいいんじゃないかな。メイクにおいては眉毛だと思います。眉毛によってすごく人の印象が変わるので、眉毛が1番大切じゃないかなと思ってます。
—2月の日本ツアーでは一番日本語を披露していた印象でしたが、日本語はどうやって勉強しましたか?
漫画とかアニメ、Youtubeを見たり、主に自分でパソコンを駆使しながら一人で勉強しています。日本語の勉強は面白いです!
—日本の好きな漫画はありますか?
『ゼロ』とか『愛と嘘』。
—歌う時に気をつけていることはある?
発音です。これは日本語の歌を歌う時だけではなくて、韓国語の歌を歌う時も発音に気をつけます。っていうのも、歌の持つ意味っていうのを聞いている人に伝えるために。
—努力家で知られるヘリンさんですが、モチベーションを維持する秘訣は?
みなさんに、努力家だと言ってもらえて感謝しています。でも、私的には何か努力しているというよりも、自分が面白くて楽しいからやっているという感覚なんです。ただ自分が何かに一生懸命やっている姿を見て、見ている人が肯定的にポジティヴな印象を受けてくださることは、自分にとっては、とてもうれしいことでそれがモチベーションに変わってきます。
—理想の休日の過ごし方は?
私は今日1日でこれができたやり遂げた感を得るのがすごく好きなので、例えば1日お休みがあったとしたら、それは運動したことでもいいし、小高い山にハイキングに行くでもいいし、歌の練習でもいい。何か自分がこれを頑張った! これをやり遂げた! と思えるような1日を過ごすのが理想的です。
—努力家に通ずるところがありますね。
自分自身の為に努力することが好きです。
—今年2月にジャパンツアーがありましたね。昨年のデビューショーケースとどう違いを感じましたか?
LE:2月に行ったジャパンツアーですは、日本のファンの皆さんの情熱というのを今一度改めて確認できたなと思いました。そして、それ以前に行ったショーケースやファーストコンサートの時よりも、嬉しいことにさらにファンの人が増えたのではないかと思いました。私達の歌を一緒に歌ってくださるファンのみなさんの反応だとか、愛情というのを感じることができて本当に嬉しかったです。
HyeLin:私達が日本で初フルアルバムをリリースする前のジャパンツアーだったので、ファンの皆さんも、今度はどんな新しい歌が聞けるかということに関心を持って来てくれていた感覚がしたので、とてもありがたかったです。
—ジャパンツアーの時に観光はしましたか? 印象に残ってる日本の思い出はありますか?
Hani:やっぱり、ひつまぶしかな!
Solji:私たち2月のジャパンツアーの時、名古屋で自由時間が1日あって。その時にひつまぶしを食べたんですが、あまりにもおいしくて感激しました。今も目の前にちらついてるぐらいです。(笑)
—みんなひつまぶしが好きなんですか?
EXID:はい!
—最後に、他のグループにはないEXIDならではの良さを教えてください。
LE:他のグループと違うところは、それぞれの個性かなと思います。
Hani:やっぱり私達それぞれの個性ですね。メンバー1人1人が本当にはっきりと違う。言ってみればジャンルが違う、そこがいいところなんじゃないかと思います。それぞれの長所があって、その5人分の長所が集まってシナジー効果をうまく生んでいるんじゃないかと思います。そこが魅力だと思います。
STAFF CREDIT
MODEL: EXID
PHOTOGRAPHY: GO WON TAE
STYLING: PARK ANNA
HAIR: AEREE
MAKEUP: BAEKSONGYI
EDIT: SAYURI SEKINE
DESIGN: FUYUKO MANOME
CODING: NATSUKI DOZAKI