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岩井志麻子のare you ok? 〜性にまつわるエトセトラ〜

読者からの性のお悩みは尽きませんね。

人生経験豊富な岩井志麻子氏の独自の理論で皆様のお悩みを解決していただきましょう!

QUESTION 11

 

会社の上司が口を開けばディスり話ばかり。僕も席をたった瞬間言われているかもと思い、トイレに行くことさえも怖いし…。色々考えると声を発することも怖くなり、本来の仕事に対しても自信が持てなくなり、精神的に崩壊しそうです。こんな時は性欲で解決してきたのに、そんな気持ちすら湧いてきません。志麻子さんどうすればいいでしょうか?
22歳 男性

ANSWER

 

 他人に対する不満が止まらないということは、自分の中に不平不満があるんでしょうね。自分の仕事や家庭内がうまくいっていない人ほど、人に対しての攻撃性が上がる気がします。また、自分が攻撃されていると思うからこちらも悪口で攻撃するということもあります。被害妄想なところもあります。

 

 例えば、SNSで朝から晩まで人の悪口や書き込みをしている人はそういう人が多いんじゃないかなと。仕事も家庭も人生順調にいっている人は他人を批判することはありません。

 

 解決策ですが、例えば上司の弱みを握るとかはどうかしら? ちょこっと変装して、つけてみるとか? 不倫の現場を押さえるとか…。そんなドラマみたいなことは起こらないかもしれませんが、誰しも、何かしら弱みがあるはずです。

 

 悪口を言われ続けて受け身でいるより、こちらも何かしら抵抗するのも手ですよ。脅したりする訳ではないんです。

 

 情報を握ったという安心感で、いざという時の切り札があるだけで心が少し強くなったりしますよね。いじめは、おとなしく耐える人に対してエスカレートしていくものです。なので反撃は必要です。


 

 逃げるとか、受け身になるだけじゃなく攻める姿勢を持つのも大切ですよ。


 

岩井志麻子(いわい しまこ)

1964年岡山県生まれ。高校在学中の82年に、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入賞。

少女小説家を経て、99年『ぼっけえ、きょうてえ』が第6回日本ホラー小説大賞を受賞。

同作で00年に第13回山本周五郎賞を受賞。また02年には、『岡山女』で第124回直木賞候補となる。

精力的な執筆活動と並行して多数のメディアに出演しコメンテーターを務める。

また、女優としてドラマや映画に出演し、活躍の場を広げている。東京MX「5時に夢中!」、日本テレビ「有吉反省会」レギュラー出演中

ボディータイツ¥10,000(Corrida Corset/コリーダコルセット)、イヤリング¥3,046(PIN NAP/ピンナップ)、
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