戻ってきた魅惑の
ボーイズグループMONSTA X
韓国出身の7人からなるボーイズグループ「MONSTA X/モンスタ エックス」。韓国でも圧倒的な人気を誇った最新曲『Alligator/アリゲーター』の日本語ヴァージョンをニューシングルとしてリリースし、とどまることのない勢いでKPOPシーンを駆け抜ける。完璧なルックスと確かな実力を併せ持つ彼らの魅力に酔いしれること間違いなし♡ NYLON.JPでは、誌面には載せきれなかったペアでのインタビューを公開!
—お2人がラップを始めたきっかけを教えてください。
I.M(以下I):もともとラップが好きだったということもありますが、内に秘めた思いを表現できるという部分に惹かれてラップを始めるようになりました。自分のなかにあるストーリーや感情、普段なかなか表現できないメッセージを音楽にのせて、それを正直に表現できるのはラップなんじゃないかなと思います。
ジュホン(以下J):僕は子供の頃から音楽やリズムに合わせて身体を動かすことが好きでした。ある時偶然ラップを耳にすることがあって、今まで聴いていたようなソフトな旋律に合わせて歌もソフトに重なっていくという音楽ではなく、ソフトな旋律の上にダイナミックな音がのっかっていく、そしてその歌詞も自分が主張したいメッセージを発信することができるという部分がかっこいいと思ったんです。あとは、自分の周りにもラッパーの友達が結構いたので、一緒にラップをするようになりましたね。
—自分が思う相手のチャームポイントを教えてください。
I:ジュホンには左目の上にほくろがあって、セクシーで可愛いんです!
J:I.Mは落ち着いたオーラが魅力です!
—自分だけが知っているお互いの秘密はありますか?
I:ジュホンは目覚ましのアラーム音を自分の声に設定して、その声で起きています(笑)。
J:I.Mは実はファンのみなさんに向けた曲をたくさん持っているんですよ!
—それはどういう時に作っているんですか?
I:仕事が忙しいので、ちゃんと制作時間を作ってというよりも、少しでもフリーの時間ができた時に作ってます。
—それでは、何かプライベートなエピソードはありますか?
I:僕達はもともと部屋にいる時は楽な恰好をして、どこにいてもリラックスして楽しく過ごすんですけど、以前日本で仕事していた時にホテルの部屋で、NARUTOのサントラをかけながらダンスをしていたことがありました(笑)。
—相手に“◯◯1位”とつけるなら、どんな1位をあげますか?
I:ファンのみなさんならご存知かと思いますが、ジュホンはファンを想う気持ちが大きいので、“ファン想い1位”ですかね。彼はそれをできるだけ歌詞で表現しようとする努力をしています。それは僕から見ても感動するくらい。
J:I.Mは相手のことを思いやる“あたたかい心の持ち主1位”じゃないかなと思います。
—お互いのスタイルの違いを感じるところや、リスペクトしているところはありますか?
J:ラップは声のトーンがすごく大切なんです。例えるならI.Mはダンプカーやジープみたいなオフロードカー、一方僕はスポーツカーみたいな。僕のラップは華やかで言葉数も多いけど、I.Mのラップは彼の声が持つパワーを活かしているというようなスタイルなんです。
I:僕達は“陰と陽”って感じですね。実際に2人でステージを披露する時に、ジュホンはイエローがメインのトラ柄の衣装を着て、僕は黒ベースのヒョウ柄の衣装を着てパフォーマンスすることもあります。音楽だけではなくて衣装でも対比をつけて僕達の違いを表現しているんです。
—お互いにラッパーというポジションですが、パフォーマンスをするにあたって意識していることはありますか?
I:僕達はある意味チームのヴィジュアル担当だと思います。顔的な意味でももちろんそうですが(笑)! MONSTA Xがこういうカラーを持ったチームだということを僕達のラップで表現しているので、そういった意味ではビジュアル担当なのかなって。
—それは確かにヴィジュアル担当ですね!
I&J:もちろんです!(笑)。
J:僕達でなきゃダメですよ⁉︎
—自分が思う相手のチャームポイントを教えてください。
ウォノ(以下W):ミニョクは笑顔が綺麗です。
ミニョク(以下M):ヒョンウォンは身体が太いです。
ヒョンウォン(以下H):ウォノは身体が細いです。
W:2人は実際と正反対のことを言っていますね(笑)。
—では自分だけが知っている相手の秘密は?
M:ヒョンウォンは、1日中何も口にしなくても平気でいられるんですよ。
H:そんなことないよ(笑)。それに比べてミニョクは筋肉がすごいんです。
W:ミニョクはモンベベ(MONSTA Xファンの名前)が自分の全てだと言って大切にしています。
M:愛しています♡
W:ヒョンウォンの秘密は……ないですね(笑)。
M:ヒョンウォンにはあまり秘密がないんですよ。
—3人はグループ内でどういうポジション?
M:グループを結成する前の『NO MERCY(ノーマーシー)』というサバイバルオーディション番組で、ヴィジュアル担当だった3人組です。
H:もう5年くらい前かな?
M:あと、練習生の時夜にこっそり出かけた3人組でもあります(笑)。どこに出かけたかは覚えてないけど、チキン屋さんだったっけ?
—ファンが知らないような、メンバーだけが知っている◯◯1位はありますか?
H:これはもしかしたらファンのみなさんなら知っているかもしれないけど、ミニョクはセルフィがいちばん上手い。
M:ウォノは優しい1位です。
W:ヒョンウォンは足の長さが1位。羨ましい(笑)!
—先ほどお話していた『NO MERCY』ではヴィジュアル担当3人組だとおっしゃっていましたが、それぞれ魅力を教えてほしいです。
M:さっきと同じになってしまうけどウォノは本当に優しいんです。そしてヒョンウォンはとても繊細。
H:ミニョクは面白い。ウォノの魅力はマッスル(笑)。アイドルのなかでもいちばんすごい筋肉だと思います。最高。
W:ミニョクは背中が広くて、ヒョンウォンは口が大きい(笑)。
H:えー!
W:でもこれはみんなが好きな魅力だと思いますよ。
—ではお互いに◯◯担当と任命するならなんですか?
W:自らですが、僕はいつも日本で自己紹介する時、色白担当って言っています。うさぎのように色白で、ファンからは赤ちゃん担当って言われます(笑)。
M:僕は魅力の王子ミニョクです!
H:僕は背が高い担当ですかね。でも、僕が思うにウォノは何かをデリバリーする時のオーダー担当です。どこの何が美味しいのかをよく知っているんです。彼に任せれば完璧。
W:ヒョンウォンは紙人形みたい。身体が細いからそれが紙がペラペラと揺れているように見えるんです(笑)。
—お互いの魅力を教えてください。
ショヌ(以下S):決してハンサムというわけではないですが(笑)。情に厚くて、それでいてファンに爽やかな印象を与える、そんなメンバーじゃないかなと思います。
キヒョン(以下K):ショヌは本当にいつも正直で、何事にも一生懸命取り組むんです。何をやっても上手にこなせるところが魅力だと思います。
—では、ご自身だけが知っている相手の秘密はありますか?
S:最近はすごく忙しいのですが、キヒョンは少しでも空き時間ができると寝ているんです(笑)。それで彼はコンディションを整えているみたいで。僕は短時間で休息を取ることが得意ではないですが、キヒョンは少しでも休めるタイミングを見つけては体調管理のためにしっかり休息を取ろうと努力しているんです。そうだよね?
K:そうだね。5分くらいのほんの少しの時間でも寝るようにしています。逆にショヌは僕と正反対で、ほんの少しの時間でも何かしようとする行動派です。1日のスケジュールが終わって宿舎に戻っても、夜1人練習室にこもってダンスの練習をしていたりするんですよ。きっとこのことはファンのみなさんは知らないと思うので、ここで初めて言うエピソードかな。
—お2人だけのエピソードは?
K:普段メンバー全員で遊ぶことが多いので、2人だけと言われるとなんだろう……。
S:実は数日前にキヒョンから脱出ゲームへ行こうと誘われましたが、断ったっていうエピソードがあります(笑)。
K:最近、僕とミニョクが脱出ゲームにハマっていて、よく遊びに行くんです。それで誘ったのに(笑)。
S:最近行ってるっていうけど、2~3回くらいでしょ?
K:もう5~6回行ってるよ。日本にも脱出ゲームがあると聞いたので、いつか行ってみたいです。日本の脱出ゲームは細かいところまで考えて作ってあると思うので、すごく期待しています。
—相手に◯◯1位とつけるならを何とつけますか?
K:ショヌはもちろんフィジカル1位。単に筋肉が大きいということではなく、全体的なバランスがいいんです。
S:キヒョンはメインヴォーカルなので、歌が上手いということは当然なことですが、やはりファンに対する愛情がいちばん深いのは彼だと思います。もちろんメンバー全員ファンに対しての愛情は大きいですが、キヒョンはイベントやSNSを通じて常にファンとコンタクトを取っているんです。当たり前なことだけど、見習わなきゃと思います。僕もファンの皆さんを愛していますよ!
—ダンスが上手と言われているショヌさんと、メインヴォーカルのキヒョンさんですが、お互いのスキルで羨ましいと思うところは?
S:ライヴであれだけの歌を歌える歌唱力が本当に羨ましいです。
K:ダンスはもう言うまででもないですが、ボーカルの面で考えるなら僕が持っている感性と正反対で、僕の歌い方はロックのような感性があるけど、ショヌはR&Bのような感性を持っていると思います。そこが羨ましいです。
—なるほど。では、キヒョンさんに質問ですが、ショヌさんのリーダーらしいと思うところはどこですか?
K:重みのあるどっしりしたところだと思います。言葉数は少ないですが、その言葉にはリーダーのショヌだけが持つ重みがあって、チームを支えてくれている気がします。
MONSTA X/モンスタ エックス
韓国のサバイバルオーディション番組『NO. MERCY』にて勝ち残ったメンバーで結成された7人組アイドルグループ。2015年にデビュー以来、韓国のみならず日本でも活躍中。6月12日(水)に日本6枚目となるシングル『Alligator』を発売。
STAFF CREDIT
MODEL: MONSTA X
PHOTOGRAPHY: ISAC(SIGNO)
STYLING: AYEON KIM, INHONG MIN
HAIR: HEEWON SON
MAKEUP: SEOPJU YEOM
EDIT: AMARU OHSHIRO
INTERVIEW: KAHO FUKUDA
DESIGN: FUYUKO MANOME
CODING: NATSUKI DOZAKI