Q.劇団『ドラマティカ』のキャスト陣の中で、安井さんが一番「天使！」と思う方はどなたですか？
みんな天使だけど、あえて挙げるならまずは（山本）一慶君ですね。昔からずっと仲良くしてもらっていて、とにかく優しいんですよ。いつも気軽に話しかけてくれたり、演技の相談に乗ってもらったり。そういう意味で頼れる天使は一慶くん。で、もう一人の天使は岳くん（乱 凪砂役：松田 岳）！　ヴィジュアルはどこか神々しいくらいクールなのですが、内面がすごくポヤポヤしてるんですよ！　もちろんしっかりしてるところもあるし、そんな岳くんも好きなんですけど、あのポヤポヤがたまらないです。例えるならラブラドールレトリーバー。岳くんを猫っぽいってイメージする人が多いんですけど、僕はどちらかといえば、ポヤポヤな大型犬系の天使だと思ってます（笑）。

Q.安井さん演じる日々樹 渉さん所属のアイドルユニット『fine』は天使がモチーフになっています。そんな渉さんの魅力を教えてください。
渉さんは、なんでもできちゃう無敵で完璧なところがまずポイントですね。だけど、そんな超人でありながらちょっとロンリーな部分があって、僕は結構そこが好きなんです。運命的なキャラに出会えたなと思ってしまうくらいに。芸術家っていうと大きい言い方ですけど、何か自分を表現する事を生業にしている人って、どこか内面に孤独を抱えている人が多い気がしていて。渉さんにもそれをすごく感じるんです。だから演じる時も、ただハッピーなだけじゃない、複雑なバランスの魅力も表現できるように努めています。