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岩井志麻子のare you ok? 〜性にまつわるエトセトラ〜

読者からの性のお悩みは尽きませんね。

人生経験豊富な岩井志麻子氏の独自の理論で皆様のお悩みを解決していただきましょう!

QUESTION 21

 

すごくタイプの人を好きになっても女として見られてるなと気づいたら、そこから拒否反応が出て気持ち悪いと思ってしまいます。普通に恋愛がしたいです。どうしたら解消できますか? 女性/19歳

ANSWER

 

相談者さんは、一体どう見られて欲しいんだろうか? よくあるお悩みとして、好きな人に友達以上に見てもらえず、女として見てもらいたいという悩みが多そうだけれども、悩みが逆ですね。なかなか珍しい悩みだねえ。私も若い時はチラッと思われたかもしれないけど、体目当てって思われることを今は羨ましく思いますよ。恋愛って女として見られることだと思うんだけどね。難解ですな。

もしかしたら憧れが強いのかしら? そして恋に恋している段階かもしれませんね。

男性にイヤラシイ目で見られるのが嫌って言ってるのは、「ヤギに草を食うな」と言ってるのと同じで、男は女性をイヤラシイ目で見るんですよ。女性が可愛いケーキを見て「ケーキを食べたいな♡」という心理と一緒です。それがどうしていけないの? 嫌いな男性にイヤラシイ目で見られるのは、気持ち悪いけど、好意を持っている男性にイヤラシイ目で見られることは良いことなんではないでしょうか?

無謀な冒険をしろとは言いませんが、若いうちの失敗は大したものではありません。己の経験以上のものはないですから、小さい経験&失敗をたくさんしましょう。男性に慣れるしかないかもしれませんね。

今の時代、情報があふれていますが、意外と古典的なことで皆さん悩むんですね。私の学生時代と悩みは変わらないと思いましたね。

岩井志麻子(いわい しまこ)

1964年岡山県生まれ。高校在学中の82年に、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入賞。

少女小説家を経て、99年『ぼっけえ、きょうてえ』が第6回日本ホラー小説大賞を受賞。

同作で00年に第13回山本周五郎賞を受賞。また02年には、『岡山女』で第124回直木賞候補となる。

精力的な執筆活動と並行して多数のメディアに出演しコメンテーターを務める。

また、女優としてドラマや映画に出演し、活躍の場を広げている。東京MX「5時に夢中!」、日本テレビ「有吉反省会」レギュラー出演中

ボディータイツ¥10,000(Corrida Corset/コリーダコルセット)、イヤリング¥3,046(PIN NAP/ピンナップ)、
ネックレス¥5,546(VIDAKUSH/ピンナップ)スカーフ¥5,000(FAITH/フェイス)、ロングブーツ¥20,800(YELLO/イエロ)

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コリーダコルセット 03-5468-9339

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ピンナップ 03-3470-2567

イエロ yelloshoes.com

STAFF

MODEL: SHIMAKO IWAI

PHOTOGRAPHY : WAKABA NODA(TRON)

STYLIST : AI SUGANUMA

HAIR&MAKEUP : MIHO MASHINO

STILL : KENICHI SUGIMORI

EDIT NAOMI TAHARA

EDIT : YURIKA NAGAI

DESIGN : AZUSA TSUBOTA

CODING : NATSUKI DOZAKI