FASHION
2019.09.18
ソウルフルな歌声を世界に発信する2人のディーバにスペシャルインタビュー!
資生堂『アネッサ』のタイアップ楽曲として日本中にブームを巻き起こし、
2019年の夏を象徴する1曲となった『Summertime』。
RIRIが歌い上げたことでも知られる同曲を、
6月には台湾で活躍するR&Bシンガー・Julia Wuがカバー。
Bershka秋冬コレクションの展示会では、
そんな歌姫2人がKEIJUとともにソウルフルな歌声を披露してくれたよ!
コレクションアイテムをまとってステージに登場した
2人のスタイリングも要チェック!
お2人それぞれの歌の魅力について教えてください!
RIRI(以下R):私の曲はR&BだったりPOPだったり、壮大な曲もあれば繊細な曲もあったり、いろんなジャンルが織り混ざっているので、その曲その曲によって発声の仕方、表現の仕方を変えてます。そこが自分のポイントかなって思います。
Julia Wu(以下J):私は台湾に来て活動を始めた時R&Bから歌い始めたんだけど、それからHIPHOP界でも様々なラッパーとコラボレーションさせてもらったり、EDMキングのアラン・ウォーカーともコラボしたり、いろんなジャンルをやっているから、声の柔軟性が魅力なんだと思う。あとは、みんながその曲を聴いて好きになってくれることが私の魅力かな。
お2人とも歌詞を書いてらっしゃるとのことなんですが、ラヴソングはどうやって書いていますか?
R:私は楽曲を作る時に海外作家さんと作ることも多いので、まず作りたいサウンドのコンセプトを伝えて、その後にみんなで作ったサウンドを聴いて、具体的にどんなラヴストーリー、ラヴソングがいいかなっていうのをイメージして書きます。そこでパッと出てきたものを自分の実体験とつなげて作ることを大切にしてるかな。全部想像の世界っていうのってやっぱり難しいし、実際に体験したものの方が思いが伝わるというか。全部が全部実体験ってわけではないんですけど織り交ぜながら作っています。
J:私は基本的に相手との関係に問題があった時に歌詞を書いてる。誰かと喧嘩をしたり、言いたいことが言えなくて悩みを抱えた時に、頭で考えてから書いてます。
恋をしている時に聴きたくなる曲、恋をしている人にオススメしたい曲は?
R:最近は、アリアナの『Boyfriend』っていう曲がすごく好き! この曲って君は私のボーイフレンドでもないし、君にとって私はガールフレンドでもない。けどお互いすごく好きなんだって曲なんです。片思いをしてる瞬間って、ワクワクもありつつもすごい辛いというか、そういう複雑な気持ちをしている瞬間だと思うので、この曲は切ない部分もあって恋をしている人にはオススメの曲かなって思う。そういう時に「わかる」って思えるような内容の曲を聴くとすごく支えになると思います。
J:私の曲は失恋ソングばっかりだからあんまり恋をしてる時にはオススメできない(笑)。ラヴソングとしては、ジョン・メイヤーの『Gravity』っていう曲がオススメ。あとは、私の曲なんだけど『你是不是有點動心』。自分のことを好きになってもらえるように頑張る曲で、恋をしていない人もすごくワクワクしてもらえると思う!
RIRIはネオングリーンのビーニー、スウェットパンツ、
レースアップシューズにチェック柄ツイードの
オーバーサイズジャケットを合わせたグランジスタイル。
Cap ¥990 jacket ¥4990 ※参考価格 t-shirt ¥1290 pants ¥3590 boots ¥7490 all by Bershka
RIRI @riri_tone
1999年生まれ。インディーズ期に発売した『RUSH』が各ストリーミングサービスの注目新人にピックアップされ、iTunesチャートで1位を記録。2018年2月に1st ALBUM『RIRI』でメジャーデビュー。2019年8月には映画『ライオン・キング』の日本版オフィシャルソング『サークル・オブ・ライフ』の歌唱アーティストに抜擢された。
Juliaはチェックのテーラードジャケットをフーディーとチャンキーソールの
スニーカーでカジュアルダウンしたスタイルで登場。
マテリアルやパターンが秋冬らしいアイテムを着こなした。
jacket ¥5990 sweat ¥2990 skirt ¥3990 ※参考価格 shoes ¥7490 all by Bershka
Julia Wu @juliawu94
1994年10月6日生まれ。オーストラリアのオーディション番組『X-FACTOR』に出演したことをきっかけに、台湾の音楽配信サービス・KKBOXによるレーベル・KKFARMよりデビューした中国系オーストラリア人R&Bシンガー。現在も台湾を拠点に活躍中。
PHOTOGRAPHY(LOOK): ISAC
HAIR&MAKEUP(LOOK): REI FUKUOKA (TRON)
PHOTOGRAPHY(LIVE): DAISUKE URANO
INTERVIEW&EDIT: SATOMI KANNO
DESIGN: AZUSA TSUBOTA
CORDING: JUN OKUZAWA