―お互いに恋愛相談はしますか？

昴生&亜生：それはしないな〜。 昴生：それは気持ち悪い。されてもな〜。
亜生：確かに。それにお兄ちゃんあてにならなそうでしょ？　基本的に精神論なんですよ。情熱的で、当たって砕けろってタイプ。僕は絶対そんなことないんですよ。

―戦略的ってことですか？

亜生：そもそも人をめっちゃ好きになったりとかがないかな。 昴生：（笑）。でも僕もそうですよ、恋愛とか二の次三の次。仕事が一番。
亜生：仕事が一番やな。

―恋愛を漫才のネタに入れたことはありますか？

亜生：あー。元カノの名前とかは入ってたりするけどな。
昴生：でもあんまり入れへんかな。恋愛に固執したことがない。20歳くらいのときにめちゃくちゃ好きになった人がおるんですけど、イヤな経験ばっかりしたから「あー、もう恋愛でこんなに悩むことやめよ」って。恋愛しても片隅に置いとくことにしてる。

―今、熱中していることは？

昴生：自粛期間中だったら、ドラマ『男はつらいよ』全49話を一気に観ました。もともと好きで何話かは観たんですけど、全部観たことはなくて。忙しくて観れへんかったけど、最近は時間ができたんで。一話完結で、話の流れもだいたい決まってるから観やすいんですよ。
亜生：僕は、猫ですね。自粛期間中に2匹拾って、今5匹いるんです。拾っちゃうんですよね。最初はそんな好きとかなかったですけど、僕にしかなつかへんやんって思うとかわいいなって。ご飯の時間とか大変ですけどね。腎臓弱い、太り気味、痩せてるとか体調と体型によって全員食べてるものが違うので、キャットフードだけでも数十種類あります。トイレの数は7個ありますよ。最近はみんな仲良くなってきてるのを見るのが好きですね。

―お兄さんしか知らない亜生さんの一面は？

昴生：亜生って人に興味あるふうに見せてるじゃないですか。でも人に優しくしてる自分のこととかを考えてる人間なんすよ。家族全員は知ってましたけどね。
亜生：マジで家族と今まで別れてきた彼女だけは知ってますね。「ホンマ人に興味ないよな」って言われてフラれたりとか。

―でも付き合ったら興味が湧くんですよね？

亜生：いや、ないんですよ、それが。
昴生：そう。だからひどいんですよ。一回自分のことを好きになった人ってずっと好きやと思いよんねん。家族と一緒やと思ってるから、ひどい扱いする。
亜生：ひどいと思ってないですし。

昴生：浮気してもなんとも思わんとか。 亜生：え、あれ？　あなたですよね、それは。
昴生：過去ね。
亜生：僕は浮気しないですから。
昴生：え、じゃあ俺がホテルで見たあの子は誰？
亜生：何が？　こんなとこでも言うの？
昴生：（笑）。まぁ知らんけど。