CULTURE
2013.06.25
2万5000人の狂喜乱舞! BIG BEACH FESTIVAL '13
憧れでさえある『BIG BEACH BOOTIQUE』の高揚を、ノーマン・クックが日本に運んできて早5年目。動員はついに2万5000人を記録したと聞いて、ほんとにびっくりした。でも確かに、今年は海浜幕張の駅から尋常じゃない人の溢れよう(AKB48客@幕張メッセとのケミストリーもあったけど)。 みんなの熱気も凄かった。ゲートを越えた瞬間に目の前に広がる砂浜、脳を直撃するサウンド、最高の環境で飲むお酒。そりゃみんな興奮しますよ。唯一、屋内空間として演出する〈Disco Balloon〉、Red Bull Thre3style(※パーティDJバトルの世界大会)の予選の場としても提供される〈ISLAND stage〉、強力なサウンドシステムとスクリーンがそびえる〈BIG BEACH stage〉の3ステージ構成はいつも通り。バーレスクのような装飾がドリーミーな〈BAR DIESEL〉や飛行機のアクロバットショーを始め、おしゃれでエンターテイメント性に溢れた非日常体験は格別。 リピーターがリピーターを呼び、ここまで大きくなったのにも改めて納得させられた。みんなの笑顔と再会して、あぁ今年もまたアツイ夏が始まった、と風物詩的に感じられるフェスはそう多くはないかも。 |
メインステージのトップを飾ったのは、日本音楽界の次代を担うSEKITOVA。若くして繊細なセンスを持ち合わせたサウンドクリエイトは、BBFの幕開けにふさわしい素晴らしいプレイだった(その裏でユニットメイト、banvoxが回していたのも何だか嬉しい)。 ガチガチのビート構成で沸かせたマヤ(・ジェーン・コールス)、ディスクロージャーを中心としたファンクかつ刺激的なプレイで魅了したエロル・アルカンと続き、いよいよベースメント・ジャックスの登場! 豪華バンドセットでの来日は3年振りとあって、クラウドの熱気も第一音目で爆発! 「Rendez-Vu」「Red Alert」など初期の名曲から最新アルバム曲までを披露した。 〈Disco Ballon〉に降り立ったNERVOのユニークかつトリッキーなミックスでひと汗かいた頃、〈BIG BEACH stage〉では、ファットボーイ・スリムが幕張ビーチを飲み込むほどの圧倒的なサウンドを投下。ロングセットもあっという間に過ぎさる、タイムレスな2時間。舞い散る花火とともに訪れる充足感は、何にも代え難い瞬間だった。 |
▼ファッショナブルな双子DJ、NERVOのインタビューを特別公開! キュートな素顔をちょっぴり覗くことが出来たので、ぜひ見てね♪ |
音楽とお酒とビーチ! 今年も最高のシチュエーションに、ガールズ達が酔いしれていたビッグビーチフェス。当日はあいにくの曇りだったのにも関わらず、コーディネイトは夏真っ盛り! 見ていて元気になるようなカラー合わせ、ヘルシーな肌見せ感など夏本番前に要チェックなビーチスナップをお届け! |
photographer akiyoshi ishigami, gaku maeda, masanori naruse text sadanori uthunomiya, shoko yamamoto