CULTURE
2013.06.14
『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』
サーフィンをするひともしない人も、胸が熱くなる! |
監督 |
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ちょうど昨年の今ごろは、片腕を失いながらもサーファーの夢を追いかけたベサニー・ハミルトンがモデルの実話をもとにした『ソウル・サーファー』が公開だったけれど、これから夏本番! というこの季節、やっぱり海を舞台にした映画を観たくなるもの。そして、今年の夏は『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』! タイトルにもなっている“マーヴェリックス”とは、カリフォルニア北部に現れる、高さが10メートルにも及ぶ世界最大級の大波のことで、そんな大波に人生をかけた男たちの感動の実話を映画化。 主人公は22歳で短い生涯を閉じた天才サーファー、ジェイ・モリアティ(ジョニー・ウェストン)。何かに導かれるようにサーフィンと出会い、ベテランサーファーのフロスティ・ヘッソン(ジェラルド・バトラー)を師として、サーファーとしてひとりの青年として成長していく、彼の人生を追いかけたストーリー。そこには、純粋に何かに打ち込むことの素晴らしさ、人生の師と言える人との出会いと絆が描かれ、夢とか人生を語りたくなる、自分自身の夢に向かっていきたくなる、そんな不思議なパワーを持っている。
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text rie shintani