CULTURE
2013.06.20
『ハングオーバー!!! 最後の反省会』
期待を裏切らないおバカっぷりもこれが最後!? |
監督 |
|||||
シリーズ1作目では、ダグのためのバチェラー・パーティー(独身最後のパーティー)で訪れたラスベガスでハメを外す→記憶をなくす→夜の暗黒街をさまようことに。シリーズ2作目ではスチュの結婚式でタイを訪れ、またもやアルコールで記憶をなくす→なぜか麻薬組織に追われることに。そんなアルコールで痛い目にあってきたフィル(ブラッドリー・クーパー)、スチュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィアナキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)の4人にまたもやトラブル発生! そしてシリーズ完結となる3作目はアルコールが原因ではないけれど、事件の発端はやっぱりこの人、アラン! シリーズ1と2にも登場しているアジア系マフィアのボス、チャウのメル友がアランという理由だけで今回もコワ〜イ人たちに追いかけられるはめに!
いい大人たちが毎回“どうしようもない”バカをやってしまうこのシリーズ、もちろん今回も前回、前々回同様に“どうしようもない”バカをやってくれる。そのおバカっぷりが「仕方ないな〜」と思えたり、どんなにバカをやってもお互いを支え合う男の友情にちょっとジーンとさせられたり、笑って、呆れて、数パーセント感動して、また呆れて……という、期待を裏切らない展開がたまらなく楽しい! 今回はチャウがこれでもかと大暴れしてくれるので「チャウって誰だっけ?」と、記憶がうろ覚えの場合はシリーズ1と2をおさらいしてからGO!
|
text rie shintani