CULTURE
あの名作がもっとリアルに!“超実写”映画『ライオン・キング』
『ライオン・キング』
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1994年にディズニーがオリジナルストーリーとしてアニメーションを生み出し、1997年にはブロードウェイでミュージカル化され、いまも世界各地で異例のロングランヒット上演が続いている『ライオン・キング』。誰もが一度は物語に触れたことがあるその名作が、新しい映像表現によって映画化された。
舞台はアフリカのサバンナ。偉大な王“ムファサ”の息子として誕生した子ライオンの“シンバ”は、いつか父のようになりたいと夢みるが、王座を狙う叔父の策略によって父を失い、さらに王国を追放されてしまう。ひとりぼっちのシンバを待っていたのは、広い世界とそこで出会った新しい仲間たち。そして偶然が導く再会によって、シンバは故郷を救うために立ち上がる──。
この物語が25年にわたり愛されているのは、自分が生まれてきた意味を知り、本当の自分になるために前へ進んでいくシンバの成長する姿に「私も頑張ろう」と勇気をもらうからではないだろうか。今回の映画化ではさらに大きな感動を受け取ることができる。その理由は、新しい映像体験にある。
これって実写? でも動物たちが喋っているからアニメーション? スクリーンに映し出される映像はとにかく美しくてリアルで、ただただ驚かされる。実際はすべてCGで描かれているのだが、“超実写”と言われるこの映画は、アニメーションとしてのステップやプロセスに実写映画のステップやプロセスが加わっていて──バーチャル・スタジオを作り、そこで実写さながらの撮影を行っているのだ(※)。史上初のVR空間で撮影された長編映画となる。
VR技術によって叶えられたのは圧倒的な臨場感。観客は一瞬にして『ライオン・キング』の世界に溶け込み、まるで自分自身がシンバの隣に立っているような、彼らと一緒にサバンナに存在しているかのような体験ができる! 感動的なストーリーはもちろん、この映像体験は大きなスクリーンじゃないと味わえない!
サバンナの日の出の美しさ度 |
★★★★☆
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シンバの成長に感動しちゃう度 |
★★★★☆
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ライオンの毛並みのリアル度 |
★★★★☆
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※アーティストらが描いたコンセプトアートをもとに、クルー全員がバーチャル・リアリティのヘッドギアをかぶってバーチャル・スタジオに入り、実写映画を撮影するように照明やカメラアングルを決めて撮影していく。その後、VFXチームに引き継ぐという方法がとられた。
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監督
ジョン・ファブロー
制作
ジョン・ファブロー
ジェフリー・シルバー
カレン・ギルクリスト
製作総指揮
トム・ペイツマン
キャスト(声の出演)
ドナルド・グローバー
ビヨンセ・ノウルズ=カーター
セス・ローゲン
ビリー・アイクナー
アルフレ・ウッダード
配給
ディズニー
2019年8月9日(金)より、全国公開
© 2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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