CULTURE
アン・ハサウェイのイメージが変わる!『魔女がいっぱい』
『魔女がいっぱい』
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「魔女」という言葉から、どんな姿形、どんなキャラクター像を想像するでしょうか。呪文や魔術を使って占いや予言・呪術を行う者、ほうきに乗って空を飛ぶ、不思議な力を持った女……など描かれ方はさまざまですが、アン・ハサウェイ主演、ロバート・ゼメキス監督がタッグを組んだ映画『魔女がいっぱい』は、美しくて恐ろしい魔女が登場するファンタジー。『チャーリーとチョコレート工場』の原作者、ロアルド・ダールのもうひとつの人気作として知られる小説の実写化です。
アン・ハサウェイと言えば、『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』で見せた、頑張るヒロインのイメージが強いと思います。そんなイメージをなんとも素敵に裏切ってくれるのが、この『魔女がいっぱい』。演じるのは、大魔女グランド・ウィッチです。誰よりもお洒落で上品な美女であるのに、中身は美しい外見を思いきり裏切る恐ろしい魔女。とある豪華ホテルに仲間の魔女たちを集め、あることを企てていて、その秘密の魔女集会に足を踏み入れてしまった少年が、ネズミに変えられながらも愛情深いおばあちゃん(オクタビア・スペンサー)の助けを借り、魔女たちの計画を阻止する物語です。
『チャーリーとチョコレート工場』が好きな人も、アン・ハサウェイが好きな人も楽しめる映画ですが、『魔女がいっぱい』の原作を知らないという人のために、知っておくべき魔女の秘密のポイントを挙げておきます!
その1 魔女は、人間のふりをして世界中に潜んでいる
その2 魔女は、いつまでも若く美しくて、お洒落が大好き
その3 魔女は、子供が大嫌い
その4 魔女は、魔法の薬を開発している
その5 魔女は、怪力で目と手から“なんでも消しちゃう光線”が出る
子供向けの小説は、自分自身が子供の頃に出会わないとそのままスルーしてしまうことが多いものです。でも、ロバート・ゼメキス監督はこう語っています──「子供向けの良い本は、本当に子供向けの本というわけではなく、ダールの描く物語はあらゆる世代の読者が楽しむことができます。子供にとって最高の映画は、大人にとってもすばらしく楽しめる映画です」。
魔女の企みに少年が勇敢に立ち向かうこの物語のなかには、“人間らしさ”という普遍的なテーマがあり、個性を受け入れること、自分らしくあることとはどういうことなのか、実はとっても奥が深いのです。そして、なにより楽しい!
魔女の口裂け度 |
★★★★★
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ファッション度 |
★★★★☆
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ネズミの描写度 |
★★★★☆
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監督・脚本・製作
ロバート・ゼメキス
出演
アン・ハサウェイ
オクタヴィア・スペンサー
スタンリー・トゥッチ
クリスティン・チェノウェス
ジャジール・ブルーノ
コーディ=レイ・イースティック
2020年12月4日(金) 全国公開
配給
ワーナー・ブラザース映画
(C)2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
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