CULTURE
ミラ・ジョヴォヴィッチはやっぱり強い!『モンスターハンター』
『モンスターハンター』
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映画の世界にどこまで入り込めるかによって、自分はその映画を楽しめたのかどうかが分かります。先の読めないストーリーに引き込まれる、または圧倒的映像による臨場感に引き込まれる──映画『モンスターハンター』は後者、没入感がすごいのです。
この映画は、大ヒットゲームシリーズをミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督のタッグで映画化したアクションアドベンチャー。ジョヴォヴィッチとアンダーソン監督と言えば、『バイオハザード』シリーズでおなじみですが(私生活では夫婦)、この『モンスターハンター』は、『バイオハザード』シリーズのチームが再集結。その時点で面白さは確約のようなもの。ゲームに馴染みのない人も、まるで自分がその世界の住人になったかのような感覚が味わえる体験型の映画です。
物語はとてもシンプル(だからこそより世界観に入り込んでしまう!)。ジョヴォヴィッチの演じるアルテミスは特殊部隊を率いるベテラン隊員。作戦行動中に消息を絶った別の偵察隊の探索で砂漠にやって来ると、突然、激しい砂嵐に飲み込まれ……異世界に迷い込んでしまいます。見たことのない景色、見たことのない巨大モンスター、そしてトニー・ジャーの演じる謎めいたハンターと出会い、生き残るため、元の世界に戻るため、アルテミスは戦いを続けます。
『バイオハザード』シリーズですっかり、戦う女性、強い女性、格好いい女性の代名詞となったミラ・ジョヴォヴィッチ。ゾンビからモンスターへ、戦う対象はかなり巨大になりますが、今回もあっと驚くサバイバルを見せてくれます。また、アクションアドベンチャーというと異世界は作られた映像なのかと思われがちですが、なんと作品内の80%が実在の景色! CGじゃない本物の大自然で撮影しているからこその、映像美、臨場感、そして没入感! 楽しんじゃってください!
モンスターが想像以上に巨大です度 |
★★★★☆
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ジョヴォヴィッチが格好良すぎる度 |
★★★★☆
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ゲームしたことなくても楽しめる度 |
★★★★☆
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監督・脚本
ポール・W・S・アンダーソン
出演
ミラ・ジョヴォヴィッチ
トニー・ジャー
ティップ・“T.I”・ハリス
ミーガン・グッド
ディエゴ・ボネータ
ジョシュ・ヘルマン
オウヤン・ジン
山崎紘菜andロン・パールマン
2021年3月26日(金)全国ロードショー
(c) Constantin Film Verleih GmbH
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