CULTURE
トム・クルーズに惚れ直す!『トップガン マーヴェリック』
『トップガン マーヴェリック』
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トム・クルーズ、説明不要の大スターです。59歳の今も第一線を走り続け、常に挑戦し続けている俳優。そんなトム・クルーズが一躍トップスターの仲間入りを果たしたのが1986年の映画『トップガン』でした。そして36年の歳月を経て、その続編『トップガン マーヴェリック』を作った──。
何がすごいかって、続編になぜ36年かかったのか、その理由です。先日来日したトム・クルーズはこう語っていました。
「正しい続編とは何なのかをきちんと見つけなくてはならなかったのです。戦闘機のコックピットに座っているような体験とエモーショナルなストーリー、そのすべてが正しく揃ったから作ることができました。続編では、いままで誰もやったことが無いことをやらなくていけない。自分の限界をもっと超えるチャレンジをして、もっと観客の皆さんに楽しんでもらいたい、そういう想いで作りました」
トム・クルーズにとって、自分で戦闘機を操縦するのは当たり前。いかに観客が映画館で“体験”できるかを追求して、日々撮影方法を研究してきたそうです。たとえば、実際の撮影では、戦闘機のコックピットの中に日本製の超高性能IMAXカメラを6台搭載、またコックピットの内外だけでなく、地上からも別の飛行機からもカメラを向けて、同時に22台のカメラで撮影しているときもあったそう。もう、破格すぎます。続編にふさわしい撮影ができる技術の進歩を待ちながら、自身の技術も常にアップデートさせてきた。これが本当のスターなのかと惚れ直します。
もちろん、物語も熱い。アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、マーヴェリック(トム・クルーズ)が教官として帰ってくるところから続編の物語は始まります。挑戦すること、諦めないこと、教えること、教わること、解り合うこと……空中でのアクションに夢中になるなかで、胸が熱くなるドラマもしっかり描かれています。
「大きなスクリーンで楽しんでもらうためにこの作品を作りました。映画館で観る時には、身を乗り出すようにして観て欲しい」と、トム・クルーズが言うように、この映画は体験型の映画でもあり、その没入感、臨場感は大きなスクリーンで観ないと味わえないと思うのです。
けれど「続編を観てみたい、でも実は『トップガン』観てなくて……」という人もいますよね。大丈夫です。過去のストーリーとの繋がりも描かれますが、優先させてほしいのは体験すること。まずは『トップガン マーヴェリック』を体験してください。『トップガン』ファンも『トップガン マーヴェリック』が初めましての人も、どちらも満足させるようにできているので。映画館でのその体験は、この先ずっと、色褪せない感動として残るはずです。
臨場感と没入感度 |
★★★★★
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トム・クルーズすげー!度 |
★★★★★
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映画館で観るべき度 |
★★★★★
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原題
Top Gun Ma verick
監督
ジョセフ・ コシンスキー
脚本
クリストファー・マッカリー
製作
ジェリー・ブラッカイマー
出演
トム・クルーズ
エド・ハリス
マイルズ・テラー
ジェニファー・コネリー
ヴァル・キルマー
配給
東和ピクチャーズ
5月27日(金)全国ロードショー
©️2022 PARAMOUNT PICTURES .
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