CULTURE
2015.03.13
『ブルックリンの恋人たち』
恋したくなる!アン・ハサウェイ主演のラブストーリー |
監督 |
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人と人の出会いは偶然のようで必然でもあって、出会うべくして出会ったと思えると、それだけでロマンチックになるものです。アン・ハサウェイ主演の映画『ブルックリンの恋人たち』もそんな偶然と必然が混ざり合うような、ちょっぴり切なくて苦しい、とてもロマンチックなラブストーリーです。 弟が事故で昏睡状態にあると連絡を受けたフラニー(アン・ハサウェイ)は、仕事先のモロッコから実家のあるニューヨークのブルックリンへ戻ってきます。大学を辞めてミュージシャンになりたいという弟を理解できずケンカしたままだったことを後悔するフラニーは、弟に目覚めてほしいと願いながら弟が作った曲を聴き、弟の部屋にあったノートをもとに彼が好きだったライブハウスやブルックリンの街を実際に歩いて回ることに。そして、弟が敬愛している人気ミュージシャンのジェイムズ(ジョニー・フリン)と出会います。 ジェイムズの奏でる曲がフラニーの心を癒し、気づくとお互い惹かれ合う存在になるけれど、フラニーは研究を続けるためにモロッコへ、ツアーを終えたジェイムズはメーン州へ帰る日が近づいてくるんです。限られた時間の2人の恋の結末は……。
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text : rie shintani