CULTURE
2015.05.15
『ライフ・アフター・ベス』
デイン・デハーン主演のラブ×ブラックコメディ=青春ゾンビ! |
監督 |
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愛する人との別れはつらいし立ち直るまでに時間がかかる。そんな失意のどん底にいるときは、どんな方法を使ってでもいい、もう一度あの人と会いたい──と願ってしまうものです。ですが、その願いが“ゾンビになって戻ってくる”という形で叶ってしまったら? 『ライフ・アフター・ベス』は、死んだはずの彼女ベス(オーブリー・プラザ)がゾンビとなって戻ってきたことによって、彼女への愛がホンモノなのかどうか試される主人公ザック(デイン・デハーン)の戸惑いと苦悩を描いています。最初はたとえゾンビであっても彼女との再会を喜んだザックですが、美しかった見た目は崩れ、中身も人間から離れていくベスを目の当たりにしたとき、それでも彼はベスを愛し続けることができるのか? どんな行動をとるのか? 要は「ゾンビになっても恋人を愛せますか?」という、なんとも究極すぎるテーマの青春“ゾンビ”ラブコメディです。 悩める男ザックを演じるのはデイン・デハーン。『クロニクル』『アメイジング・スパダーマン2』などに出演、レオナルド・ディカプリオの再来と言われているだけあって、確かに何とも不思議な魅力を放っています。2014年には「PRADA」春夏メンズコレクションキャンペーンビジュアルに選ばれるなど映画界以外からの注目度もかなり高い! というわけで、彼の新作主演作はもちろん要チェックです!
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text : rie shintani