CULTURE
2015.08.07
『ジュラシック・ワールド』
見たことのない恐竜の世界へ! |
監督 |
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夏休み映画のなかでも超大作として話題を集めている『ジュラシック・ワールド』。シリーズとしては4作目になりますが、過去作は観ていなくてもOK! というのも、22年前の『ジュラシック・パーク』を観て感動した世代がその感動を今の若い世代にも映画館の大スクリーンで味わってほしい──そんな想いが込められているように思えるんです。なので、予備知識ゼロで100%楽しめます! と言いつつ、基本の基本をちょっとだけおさらい。22年前、本物の恐竜を甦らせてテーマパーク“ジュラシック・パーク”を作りたいと夢みたお金持ちのおじいちゃんがいたんですが、開園直前に恐竜が暴走してその夢は消え去り、島ごと封鎖することに。22年後、別の億万長者によってついに“ジュラシック・ワールド”としてテーマパークがオープン。その先が今回の映画で描かれます。 ユニバーサルスタジオのアトラクションがすべて恐竜に置き換わったかのような、どこへ行っても恐竜がいるテーマパーク。でも、どんなに楽しいパークも変化がないと人は飽きてしまう……。パークをビジネスとして成功させるため、リピーターを増やすため、パークの経営者や研究者たちは一線を越えた遺伝子操作でインドミナス・レックスというとんでもなく巨大で凶暴で未知の恐竜を誕生させてしまうんです。そしてあってはならない事件が起き大パニックに! まるで自分がパークを逃げ回っているような臨場感! 手に汗握るハラハラドキドキ感! この映画を映画館の大スクリーンで観ないなんて、絶対に後悔します!
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text rie shintani