CULTURE
2016.05.20
『神様メール』
とびきりハッピーになれる!ベルギー発のミラクルコメディ | |||||||
ベルギー映画『神様メール』に登場する神様はちょっと変わっています。ベルギーの首都ブリュッセルの3LDKのアパートで、妻の女神と娘のエアと一緒に暮らしています。なぜ、神様がブリュッセルに? という問いの答えは簡単! 天地創造で最初に作った街がブリュッセルで、しかも方法は“神様のパソコン”! 街も人間も動物も……ぜーんぶパソコンで設定して作られているんです。 世界を作った偉大な存在ではありますが、この神様はちょっと意地悪。パソコンで何でも創造できたり決定できたりするのをいいことに、人間同士を争わせたり、惨事を起こしたり、人間が不幸にあう姿を見て楽しんでいる。そんな神様のいたずらをどうにかしようと立ち上がったのは彼の娘。10歳の少女エア(ピリ・グロワーヌ)でした。 世界中の人にもっと自由に生きてほしいと、余命を知らせるメールを送り、兄のJC(=イエス・キリスト)から助言をもらい、人々を救うための旅に出ます。そして、優しいホームレスの老人、冒険家になりたかった会社員、ゴリラ(!)と恋に落ちる主婦、女の子になりたい男の子など、出会う人たちに幸せな奇跡をもたらしていきます。そしてエンディングで待っているハッピーエンドとは……。
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監督 ジャコ・ヴァン・ドルマル 脚本 ジャコ・ヴァン・ドルマル トーマス・グンズィグ 出演 ブノワ・ポールヴールド ヨランド・モロー ピリ・グロワーヌ カトリーヌ・ドヌーヴ 【2015年フランス、ベルギー、ルクセンブルク/カラー/115分/PG12】 5月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテ ほか全国ロードショー © 2015 - Terra Incognita Films/Climax Films/Après le déluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOO et Be tv/RTBF/Wallimage |
text rie shintani