CULTURE
2016.09.30
『世界一キライなあなたに』
切ないけど元気をもらえる!女子必見のラブストーリー | |||||||
秋になるとロマンチックな映画が観たくなります。『世界一キライなあなたに』はそんな秋にぴったりなラブストーリー。主人公はイギリスの田舎町で暮らす26歳のルー(エミリア・クラーク)。夢は持っているはずなのに、気づけば家と職場の往復だった彼女は、突然の失業をきっかけに半年間限定のある仕事に就きます。その仕事とは交通事故で車椅子の生活を送る大富豪ウィル(サム・クラフリン)の介護でした。 反発しあう男女が徐々に心惹かれていく──ロマンチックなラブストーリー映画の定番ですが、この映画がほかと少し異なるのは、ウィルは半年後に自分の人生にピリオドを打とうとしていることです。好きになった相手が永遠の旅に出ようとしている……2人の恋はいったいどうなるの? どんな結末が待っているの? もう、胸が張り裂けそうなほど切なくて。その一方で、人生は家と職場の往復だけじゃなくもっと素晴らしい世界があると、ルーを別世界に連れ出すウィルの素敵さにうっとりしてしまう。どうしようもない切なさと恋のドキドキがいっぺんに押し寄せてくる。しかもウィルを演じるのは『あと1センチの恋』の英国俳優サム・クラフリン! この映画で日本でもサム・クラフリン熱がアップしそうです。また、エミリア・クラークの演じるルーの個性的ファッションも可愛くって、予告で使われているエド・シーランの「Photograph」をはじめイマジン・ドラゴンズの「Not Today」、X・アンバサダーズの「Unsteady」などのサントラもよくって。 泣いてしまうほど切ない物語ではあるけれど、好きな人のために何ができるのか、涙と一緒に「私もがんばろう!」と前向きになれるラブストーリーです。
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監督 シーア・シェアイック 原作/脚本 ジョジョ・モイーズ 出演 エミリア・クラーク サム・クラフリン ジャネット・マクティア チャールズ・ダンス ブレンダン・コイル 配給 ワーナー・ブラザース映画 10月1日(土)新宿バルト9 梅田ブルク7他全国ロードショー! ©2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved |
TEXT RIE SHINTANI