CULTURE
リュック・ベッソン監督が国民的SFフレンチコミックを映画化『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』
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『グラン・ブルー』『レオン』で知られるリュック・ベッソン監督の最新作。原作の「ヴァレリアン」はフランスの国民的SFコミックにして、『スター・ウォーズ』(ジョージ・ルーカス監督)や『フィフス・エレメント』(リュック・ベッソン監督)などのSF映画に多大な影響を与えたスペース・オペラ(宇宙を舞台にした冒険活劇)の原点と言われている。
10歳の頃にその原作コミックと出会い夢中になったベッソンは『フィフス・エレメント』のデザインを「ヴァレリアン」の原作者ジャン=クロード・メジエールに依頼しているほどの大ファンだ。しかし「異星人の描写が困難」という理由で「ヴァレリアン」の映画化は諦めていた。『フィフス~』から約10年。ジェームズ・キャメロン監督作『アバター』(2009年)のセットを訪問したときに、道は拓けた。「この映画の技術革新のおかげで、限界は自分の想像力の限界だけになった。いつの日か、自分もSF映画をもう一度作ろう、『ヴェレリアン~』を作ろうと決めたんだ」と実現させたのが本作だ。
時代は西暦2740年。銀河をパトロールする連邦捜査官ヴァレリアン(デイン・デハーン)と彼の相棒ローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は、極秘ミッションで“ミュール変換器”を奪取するが、その変換器をめぐる事件に巻き込まれてしまう。2人が護衛していた連邦政府司令官はパール人に連れ去られ、ローレリーヌも捜査中に別の種族に拉致されてしまう。ヴァレリアンは自由に姿を変えられる踊り子バブル(リアーナ)の力を借り、ローレリーヌを救出に向かう。突如現れたパール人とは何者なのか? ヴァレリアンとローレリーヌは銀河の危機を救うことができるのか? そして2人の恋の行方は……?
圧倒的な美しさと見たことのない映像世界のなかで繰り広げられる宇宙の物語に魅了されることはもちろん、注目の若手俳優デイン・デハーン、トップモデルで女優のカーラ・デルヴィーニュ、ポップス界の世界的スターであるリアーナというキャスティングも見どころだ。
SF度 |
★★★★★ |
ロマンス度 |
★★★☆☆ |
映像美度 |
★★★★★ |
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監督・脚本
リュック・ベッソン
原作
ピエール・クリスタンジャン=クロード・メジエール
「ヴァレリアンとローレリーヌ」
出演
デイン・デハーン
カーラ・デルヴィーニュ
クライヴ・オーウェン
リアーナ
イーサン・ホーク
ハービー・ハンコック
クリス・ウー
ジョン・グッドマン
ルトガー・ハウアー
日本語吹替え版声優
日野聡
沢城みゆき
大塚明夫
関俊彦
咲野俊介
石川界人
富田耕生
楠見尚己
ゆりやんレトリィバァ
THE ALFEE(ドーガン=ダギーズ)他
製作
ヨーロッパコープ
配給
キノフィルムズ
木下グループ
2018年3月30日(金)全国ロードショー
© 2017 VALERIAN S.A.S. - TF1 FILMS PRODUCTION
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