CULTURE
2018.04.06
衝撃的な映像美の先にある爽やかな感動を体験してほしい『娼年』
『娼年』 | |||||||
たしかに、この映画『娼年』は衝撃的でセンセーショナルだ。セックスシーンも過激だ。けれどそれだけではない、一人の青年の成長の物語が丁寧に描かれていて、そこにもの凄く惹かれる。R18+指定ではあるが、性に多感なときにこそ、松坂桃李の演じるリョウと近い年齢の時にこそ、こういう映画に触れる──それはとても貴重な体験になると思う。
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脚本・監督 三浦大輔 原作 石田衣良 「娼年」(集英社文庫刊) 主演 松坂桃李 企画製作・配給 ファントム・フィルム 【R18+】 2018年4月6日(金)TOHOシネマズ 新宿 他 全国ロードショー © 石田衣良/集英社 2017映画『娼年』製作委員会 |
TEXT RIE SHINTANI