CULTURE
見たことのない世界を体験する『レディ・プレイヤー 1』
『レディ・プレイヤー 1』
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スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『レディ・プレイヤー 1』。これはもう「観る」というよりも「体験」と言える映画だ。タイトルやポスタービジュアルからは、ゲームの世界の話? 近未来の話? アドベンチャー? どんな話なのか「?」だらけかもしれないが、そのすべてと80年代のポップカルチャーが詰まっている。
物語の舞台は現在から27年後の世界。現実の世界では経済は破綻し、人々は失業・貧困・人口過密……絶望の世界で生きている。けれどゴーグルをつけることで、新世代VR〈バーチャル・リアリティ〉ワールド“オアシス”に入ることができる。オアシスは、自分の選んだアバターを通して、何処にでも行ける、何でもできる、望みが叶う夢のような世界で、人々の希望となっていた。ある日、オアシスの天才創設者の遺言が全世界に配信される。それは3つの鍵を解いた人がオアシスの後継者になれるというものだった。莫大な財産をめぐって争奪戦が繰り広げられる。そのなかで17歳のウェイド(タイ・シェリダン)は、仲間との絆、初めての恋、現実との関わりの大切さを知っていく──青春映画でもある。
また、80年代の映画・音楽・ゲームがたくさん登場することから、80年代のポップカルチャーを知っているとより楽しめるのは確かだが、全く知らなかったとしても心配無用。『レディ・プレイヤー 1』を観てから、そこに登場した作品を観るという楽しさだってあるのだから。
映画をどんな環境で観るのか? 家のテレビやパソコンで観る、移動中や外出の合間にスマホで観る……今はさまざまな方法がある。どれを選ぶかはその人の自由だけれど、けれど、この『レディ・プレイヤー 1』に関しては、映画館の大きなスクリーンで観てほしい。大きなスクリーンを目の前にすることでその世界に入り込み、すごい体験をしたと思える。映画館で観るチャンスを逃さないでほしい1本だ。
80年代度 |
★★★★★ |
青春映画度 |
★★★★☆ |
恋愛映画度 |
★★★★★ |
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監督
スティーブン・スピルバーグ
脚本
ザック・ペン
原作
アーネスト・クライン著
「ゲームウォーズ」(SB文庫)
主演
タイ・シェリダン
オリビア・クック
マーク・ライランス
サイモン・ペッグ
T・J・ミラー
ベン・メンデルソーン
森崎ウィン
配給
ワーナー・ブラザース映画
4月20日(金)全国ロードショー 3D/2D/IMAX3DR/4D
© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTSRESERVED
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