CULTURE
このヒロインに共感しない人はいない!『レディ・バード』
『レディ・バード』
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きっと誰もが自分の青春時代を思い出す、そのとき抱いていた気持ちを思い出す、映画『レディ・バード』は、17歳の少女の心の揺れ動きを通して、観る者を自身の過去と向きあわせてくれる青春映画だ。
物語の舞台はカリフォルニア州のサクラメント。主人公は片田舎のカトリック系の高校に通うクリスティン(シアーシャ・ローナン)。自分のことを“レディ・バード”と名づけて周りにもそう呼ばせている、ちょっと変わった女の子だ。そんな彼女の悩みは──ニューヨークへの大学進学を夢見ているけれど母親は地元の大学を希望していること。母のことは愛しているのにいつも衝突してしまうこと。初体験が想像していたものと違ったこと。あることがきっかけで親友と疎遠になってしまったこと……どれもものすごく特別なことではないけれど、17歳のクリスティンにとっては大きな悩みだ。傷つきながら、ときに選択を間違いながらも、答えを出そうとする。
クリスティン(=レディ・バード)を演じるのは、『つぐない』と『ブルックリン』それぞれでアカデミー賞助演女優賞、主演女優賞にノミネートされ、演技派女優として活躍するシアーシャ・ローナン。監督・脚本を務めるのは、『フランシス・ハ』や『20センチュリー・ウーマン』に主演&出演する個性派女優のグレタ・ガーウィグ。本作が単独監督デビュー作でありながらも、本年度アカデミー賞では、作品賞・監督賞・脚本賞を含む5部門にノミネートされた。
共感度 |
★★★★☆ |
感動度 |
★★★★☆ |
青春度 |
★★★★★ |
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脚本・監督
グレタ・ガーウィグ
出演
シアーシャ・ローナン
ローリー・メトカーフ
トレイシー・レッツ
ルーカス・ヘッジズ
ティモシー・シャラメ
配給
東宝東和
2018年6月1日(金)より、TOHO シネマズ シャンテ他にて全国ロードショー
© 2017 InterActiveCorp Films, LLC.
Merie Wallace, courtesy of A24
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