CULTURE
2024.08.09
Z世代のニューアイコン・とうあがセカンドシングル「I am I」をリリース! NYLON JAPAN独自インタビューを実施!
新しい価値観をリードする次世代のニューアイコン・とうあが、7月26日にセカンドシングル「I am I」をリリース! “あたしのままで、生まれたままで、いいんじゃない?”と、それぞれの個性を誇りに思い、自己表現を楽しむことの重要性を教えてくれる楽曲が完成。勇気がないとき、一歩踏み出したいときにぜひ聴いて。
Q.ファーストシングル「若者(young)」をリリースしてから1年8カ月が経ちましたが、どんな期間でしたか?
音楽に対して前向きになって、もっとやりたいなって気持ちが湧いた期間でした。日々の生活の中で感じたことをポエムみたいにして、それを作家さんと一緒に相談しながら考えるんですけど、「若者(young)」をリリースしてから新曲「I am I」ができるまでに、そのポエムはたくさん作りました。
Q.新曲「I am I」に込めた想いや受け取ってほしいメッセージを教えてください。
歌っている私自身も元気づけられて、「このままの私でいいんだ」って思える曲なので、同じように感じ取ってくれたらうれしいなと思います。タイトル「I am I」には「私は私」「自分らしく」っていう意味を込めていて、歌詞は私たちを全肯定してくれます。背中を押してくれるような曲になっているので、勇気がないとき、一歩踏み出したいときにぜひ聴いてほしいです。
Q.ご自身で作詞をされていたり、とうあさんのワードセンスが好きだっていうファンの方がいたりすると思うのですが、言葉のインプットはどこからしていますか?
内容の深い話を聞いたり、格言の意味を考えたりすることが好きなので、そこからインプットしているんだと思います。自分より長く生きている方のお話や、そういったYouTubeを観たり、TikTokで格言集を観たりして自分がまだ知らない言葉や考え方にどんどん触れているので、そういうところから言葉が出てくる感じですね。
Q.人生経験がある方の言葉からインプットを受けると難しい言葉になりがちな気がするんですが、「若者(young)」や「I am I」の歌詞は全然難しくなくて、若者の心にスッと入る言葉になっていると感じました。伝わりやすい言葉にどうやって変換していますか?
言葉をそのまま受け取るんじゃなくて、自分の状況に置き換えたり、自分なりに解釈した言葉で伝えるようにしているので、難しい言葉ではなく若者らしい言い回しになっていたりするんだと思います。
Q.以前NYLON JAPANに出ていただいたのが、2023年3月号で「新しい自分を探そうということでYouTube以外もやり始めたんです」とおっしゃっていましたが、どんなとうあさんを見つけましたか?
いただくお仕事に対してより追求するようになって、一つ一つのお仕事で求められているものにしっかり答えなきゃっていう気持ちがどんどん強くなっています。例えばファッションイベントだったら、体作り、歩き方、立ち振る舞い、表情、全部を計算して、考えて考えてやるようになりました。細かい部分まで真剣に向き合う真面目さに気づいたというか思い返すとそのように向き合って行動していました。
Q.今までやったことがなくて、これからやってみたいクリエイティヴはありますか?
音楽はもっと出していきたいというのと、プロデュース業だと、ずっとコスメを作りたいなと思っています。まだ「いつか作れたらいいな」くらいですけど。あとは、海外の音楽もファッションも文化もすごく好きなので、もっと海外でのお仕事をしたいなと思います。
Q.NYLON JAPAN読者の方にメッセージをお願いします。
NYLON JAPANは、学生の頃から今までずっと私をキラキラさせてくれて、「こんな世界あるんだ」って思わせてくれた場所です。私もそう思ってもらえる存在になれるように、これからも努力していくので、ついてきてくれたらうれしいなって思います。
I am I
プロフィール
とうあ/TOUA
YouTube 『とうあ』
TikTok @___2toua2___
IG @___2toua2___
X @___2toua2___
性別にとらわれない自由なヴィジュアル・考え方と、個性的な動きや発言で10代を中心に絶大な人気を誇る。とうあが発信した「おはようでやんす」は 2020年〜2021年と連続して若者トレンドワードに選出。さらに2021年『JC・JK 流行語大賞』のコトバ部門で「きまZ」が1位、ヒト部門で『とうあ』が5位に選ばれ2冠を果たす。また、メイクを得意としているとうあがYouTubeに投稿した『毎日メイク第2弾オカマがブスからましなぶすへ』の動画は異例の再生回数1600万超え。2022年7月にはチャンネル登録者数が100万人を突破。2023年よりアパレルブランド『BG』のクリエイティヴディレクターを務めるなど、マルチに活動中。2024年上半期Z世代が選ぶトレンドランキングYouTuber部門3位。
7月27日には自身で作詞も手掛けた新曲「I am I」とMVをリリース。
BG
INTERVIEW&TEXT: YURI ENDO
DESIGN: ANJU OKAWA