CULTURE
2013.11.16
『マラヴィータ』
デ・ニーロも凄いけどディアナ・アグロンも凄い! |
監督・脚本 |
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元マフィアのボスがFBIの証人保護プログラムによって、愛する家族といっしょにFBIに守られる生活を送るという、ちょっとユニークな設定のマフィア映画+家族ドラマ+アクションコメディな映画が『マラヴィータ』。 ブレイク一家の主であり元マフィアのボスであるフレッドを演じるのは、言わずと知れた名優ロバート・デ・ニーロ。彼の代表作『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『グッドフェローズ』でタッグを組み、ハリウッドの黄金コンビと言われたマーティン・スコセッシ(製作)との再びのタッグに今回は『レオン』の監督や『トランスポーター』シリーズのプロデューサー&脚本として活躍するリュック・ベッソン(監督)が加わり、なんだか凄いメンツが集まっている感満載! 単なるマフィア映画ではなく、元マフィアのボスがFBIに守られながら偽名を使って街を渡り歩いているという設定だけでも面白いのに、美人で料理の上手い賢妻のマギーは爆破癖があり、娘のベルは腕っぷしが強く、息子のウォレンは学校を裏で牛耳る……家族全員がクセをもっていて、だけれど家族愛に満ちている、そんなハチャメチャ感と家族愛のコラボも面白い。特にベルを演じた『glee』のチアリーダー役で人気を得たディアナ・アグロン、彼女の強さは見ごたえあり!
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photographer Jessica Forde text rie shintani