CULTURE
2014.07.30
Plastikman11年ぶりの新作は、ディオール主宰のパーティでのライヴアルバム!
ミニマルテクノのトップスターとして、長らくクラブカルチャーを牽引し続けているRichie Hawtin。最近はクラブミュージックの楽園=イビサでのレジデントパーティをはじめ、DJとしての活動が中心になっていたけど、ついにプロデューサー/トラックメイカーとしてのメイン名義、Plastikmanの新作『EX』を発表。11年ぶりのオリジナルアルバムということで、大きな話題に!
しかもこの作品は“ただの新作”じゃない。Frank Lloyd Wrightが設計したニューヨークのグッゲンハイム美術館でのライヴパフォーマンスを収録したスペシャルなもの(もちろん全曲新曲)。こんなユニークなシチュエーションでのイベント仕掛けたのはディオールで、クリエイティヴディレクターのRaf Simonsが昔からRichieのファンだったから実現した企画だそう。このライヴを一週間前から追いかけたミニドキュメンタリーも公開されているので要チェック! アルバムはPlastikmanらしいディープなサウンドだけど、ライヴ作品ということもあって、過去二作にはなかったような生々しさや勢いも感じられる。いつになくメロディアスなのも聴きどころ。スペインのフェス、Sonarで新作を再現したときのライヴ映像も公開されたから、これを見てPlastikmanの最新形を体感して! V.A. / Making Contakt Richieが主宰するレーベル、M_nusのツアードキュメンタリー。なぜ彼らが世界トップクラスの人気を誇るDJたちなのか、これを見ればわかるはず! Jeff Mills / The Bells 同じデトロイトテクノ第二世代で、ハードミニマルの先駆者といえば、このJeff Mills。 Pearson Sound / Blanked 先鋭的なクラブサウンドを生み続けているイギリスの若手プロデューサー。Plastikmanからの影響は大。 |
Plastikman -『EX』 ¥2,322円(税込) 絶賛発売中! tracklist 01. EXposed 02. EXtend 03. EXpand 04. EXtrude 05. EXplore 06. EXpire 07. EXhale ※ボーナストラック収録予定 |
text yoshiharu kobayashi / the sign magazine