CULTURE
ディカプリオ主演の西部劇サスペンス『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
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主演はレオナルド・ディカプリオ、監督はマーティン・スコセッシ、彼らにとって6度目のタッグ、しかもロバート・デ・ニーロという大御所も加わって(長編でのこの組み合わせは初)、これはもう「観なければ!」と関心を掻き立てられる『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。
人が、映画に求めるものはいろいろですが、この『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』は、歴史を知り、歴史から学ぶことのできる西部劇サスペンスです。
何が描かれるのか──。ディカプリオの演じるアーネストは、叔父のウィリアム(ロバート・デ・ニーロ)を頼ってオクラホマへと移り住みます。そして、先住民族・オセージのモリー(リリー・グラッドストーン)と恋に落ち結婚しますが、やがて2人の周囲で不可解な連続殺人事件が起き……。
アメリカ史の中でも「恥ずべき出来事」と言われる事件を題材に、石油の権利をめぐり、支配、搾取、権力の乱用、マイノリティに対する暴力……人間の醜い部分、そして愛とは何かを炙り出していきます。
アメリカで起きた事件ではありますが、この映画が伝えるメッセージは、いまこの時代にも、もちろん日本にも、教訓となるメッセージ。本当の意味で正しく生きるとはどういうことなのかを、鋭く突き付けてきます。
決して軽い映画ではないですし、しかも尺が3時間26分と長いですし、観る「覚悟」が必要な映画ではあります。しかしながら、その「覚悟」が報われる映画でもあると思うのです。
恋愛度 |
★★★☆☆
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事件度 |
★★★★★
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サスペンス度 |
★★★★☆
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監督
マーティン・スコセッシ
脚本
エリック・ロス
マーティン・スコセッシ
出演
レオナルド・ディカプリオ
ロバート・デ・ニーロ
ジェシー・プレモンス
リリー・グラッドストーン
タントゥー・カーディナル
カーラ・ジェイド・マイヤーズ
ジャネー・コリンズ
ジリアン・ディオン
ウィリアム・ベルー
ルイス・キャンセルミ
タタンカ・ミーンズ
マイケル・アボット・ジュニア
パット・ヒーリー
スコット・シェパート
ジェイソン・イズベル
スターギル・シンプソン
配給
東和ピクチャーズ
10月20日(金)より世界同時劇場公開
画像素材クレジット:画像提供 Apple
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