CULTURE
2016.08.06
2011年10月号掲載 ED_LETTER vol.22
FLOWER
例えば女性で、取り立てて美人でもないのに「華」がある人っていうのは、とっても魅力的だったりする。逆に、ものすごく綺麗な顔立ちしてるのに「華」がない人は、どこか魅力が薄かったり。女性に例えるのは失礼かもしれないけど、最近その「華」ってなんだろう? ってことに、ものすごく興味があって。
ちなみに「華」と「花」の違いを調べると、「華」は草花枝穂の垂れるさまに象るというのが字源で、意味は、よく繁栄するさま、きらびやかに飾り立てて美しいさま、装飾の彩り鮮やかなさま、盛大に物事を執り行うさま、富み 栄えて名声を得るさま、学術文芸が盛んに成るさま、などとある。「花」は草 が化けると書き、どんな花も草木が育ったあと、ほとんどの花が草木とは異なった様相で咲くので「花」と書いたのではないか、と一説にある。
また、「FLOWER」という英語は、FLOW と ER に分けると、流れに乗る人達、というふうにもとれちゃったり......。
なんかね、そういう「華」のある雑誌に、もっともっとナイロンジャパンをしていきたいな、という気持ちを込めて、そんなことを徒然なるままに考えてみたり。美しく、盛りだくさんで、ときめきがあり、栄えている。そして、みんなの心に花を咲かせ、トレンドにはきちんと乗っている。
今月号はファショントレンド特集。いままさに「華」のある希子をカバーに、「華」のあるコンテンツをたっぷりと♪
ナイロン ジャパン編集長 戸川貴詞
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flashback memory 2011_10 ・当時20歳の水原希子が表紙を飾る ・カチューシャとゴムが合体した“カチューム”がブームに ・ドラマ『家政婦のミタ』が視聴率40%を記録 | |