CULTURE
2018.07.21
2017年7月号掲載 ED_LETTER vol.120『Growth』
Growth
『成長』する、ということについて、こないだからずっと考えてる。
人生は諸行無常、そこに意思があろうがなかろうが、決して止まることなく、流れ続けてる。人生とはそこに“ある”存在、のようなもので、自分でクリエイトすることなど本質的にはできない、と思ってる。まさに、川の流れのように、というような。なので、自分の人生は自分のもの、とよく耳にするけど、感覚的には、自分の人生は他人のもの、といったほうがピンとくる。
成長は、自分の意思にのみ、ついてくる。常にものごとの選択である。成功、失敗、という概念も、成長にとってはひとつのオプションのようなもので。その瞬間瞬間に何かを選択し、人は成長する。知らず知らずのうちに成長する、ということも、自分の意志で選択する、という選択をしなかった―という選択―場合に起こっている。ちょっと哲学的になってしまったけども。
成長スピードも含め、そこには意思が存在し、それこそがまさに自分のもので、成長する自分の存在自体がすなわち人生なのかな、と。言ってる自分がこんがらがってきた。
でもまあ、そういうことをずっと考えてて、自分のなかでは納得感あったんだけど......20歳くらいの自分、もっというと15歳くらいの自分の感覚にシンクロしてみると......なんも変わってない! で、結局『成長』とはなんぞや、という疑問にまた立ち返っちゃったりする、そんな人生、嫌いじゃない。
ナイロン ジャパン編集長 戸川貴詞
follow him!
Instagram togawatakashi
snapchat togawatakashi
flashback memory 2017_07 ・東京都議会議員選挙・投開票 小池都知事率いる『都民ファーストの会』圧勝 ・タレント松居一代が、YouTubeに「週刊文春にだまされた」と題した動画を公開 ・米大リーグ レンジャーズのダルビッシュ有投手、ドジャースへトレード移籍 | |