CULTURE
2016.07.03
focus on N-bloggers Vol.4 平 愛莉紗
Q. 出身や家族の事、学生時代のことから、今のお仕事のことまで、詳しいプロフィールを教えて。
広島県出身。高校の時はアクターズスクール広島に通いながらダンスや歌を学んでいて、独学で韓国語やファッションの勉強をしたりしていました。ファッションの仕事に就きたくて18歳で上京してから服飾学校を卒業。今は仕事をしながらハンドメイドアクセサリーを販売するwebshop『magnolia』を経営してます。
Q.ハンドメイドデザイナーお仕事について詳しく教えて。
今はwebshopがそんなに大きくないので全て1人で行っています。具体的に言えば、デザイン、仕入れ、アクセサリー制作、撮影、webshopへの商品アップ、梱包、発送とかかな?仕事をしながらやっているので両立するのはなかなか大変だけど気分転換になるし好きなことなので全て楽しみながらやっています。
Q. ショップのアイテムはすべて自分で作っているそうだけど、デザインのインスピレーションはどうやってゲットしてる?
アイデアは旅先や音楽、映画、風景どこからでも浮かんでくるので常に色々見たり聞いたり、感じたりするように心がけています。もともと古着や90年代のアメリカントイ、洋画、海外ドラマが好きなのでそこから影響を受けることが多いかもしれません。そして単純に自分が好きなもの、身につけたいものということをいつも根底に考えながら制作してます! 例えばこのヴィンテージのスカートに合わせるならこんなアクセサリー身に付けたいな〜なんて妄想したり。
Q. ショップ経営の部分で心がけていることは?
今はとにかく1人でも多くの人にmagnoliaを知ってもらうこと! そして、オーダーしてくれた人が喜んでもらえるように梱包など細かいところまでこだわるようにしています。あとは1人で行っている分、スケジュール管理をしっかりして新作を定期的に販売したり、発送が滞らないように気をつけています。
Q. 自分自身のファッションや美容でのポリシーは?
私は「これしか着ない!」っていうお洋服のジャンルがないのでとにかく色々出会って経験してみること。古着も好きだしトレンドのデザインのお洋服も好き、ハイブランドだって興味ある。TPOだってちゃんと考えられるようにしたい。それを私流にミックスして「ありさっぽいね!」って伝われば一番嬉しいです。あえて言うならシルエットは女性らしく綺麗に見えるように気をつけています。美容に関しても色々挑戦中です。ブログを書きながら私自身も美容、メイクについて勉強しています。
Q. NYLONブロガーになろうと思ったきっかけは?
もともと高校生の時にNYLONを愛読していて好きな雑誌でした。専門学校を卒業してから生活に物足りずずっと何かを発信したくてウズウズしていたところにNYLONブロガー募集のページを偶然見つけて「コレだ!」と思い応募しました。NYLONブロガーになったことがきっかけでより自分のしたいことが明確になって、ハンドメイドデザイナーの仕事を始めたり色々変わりました。
Q. 仕事以外で今もっとも熱中していることは?
ファッション以外のことも好き嫌いせずたくさん吸収することです。例えば外食するならオシャレなところもいいけど本当に美味しいところに行ったり、食べたことのない料理を味わったり。街中をショッピングするよりもお休みの日は自然に触れ合ったり。いつもファッション業界の人といたりするんじゃなくて他業種の人と話を聞いたり定期的に会ったりするのも私にとって知らないことばかりで影響を受けたりいい刺激になっています。
Q. これまでの人生で最も悩んだことは何? それをどうやって乗り超えた?
1番は高校生の時、東京に上京するまでの期間ですね。もともと家族に反対されていたし、学校で東京に行く人も少なかったのでなかなか相談できる人もいませんでした。本当にやっていけるのか両親ともすごく話し合ったしたくさん喧嘩もしました。ファッションか勉学の道か。迷っている人も多いはずです。でも結局は入ってからが肝心だと気付きました。本当にやりたいことなら何がなんでも諦めない! 言葉より実力で見せればいずれ周りが認めてくれます。
Q. ブロガーとして、ハンドメイドデザイナーとして、それぞれの今後の目標は?
ブロガーになってはや3年。これからは書く内容ももっと掘り下げて私らしく発信していけたらいいなと思っています。最近は美容記事や、関心のあるメイクなどを企画化して書いているのでもっと力を入れて書いていきたいです。あとはハンドメイドデザイナーらしい“作る”ことに対しても触れられるといいなと考案中です。ハンドメイドデザイナーとしては、webshopだけでなく近い目標としてはイベントで出展したり、ヴィンテージのアクセサリーやお洋服の取り扱いもできるようにしたいです。
Q. 将来に悩んでいるNYLON読者にアドバイスを!
当にやりたいことなら言い訳をせずに自分に素直になって1度全力で頑張ってみてください。そこでぐうたらする自分がいたらそれはきっと本当にしたいことじゃないはずです。そして現実にしたいことは常に言葉にすることが本当に大切だと思います。悩む時期もいずれかはあの時ちゃんと向き合えてよかったと思える時が来るのでしっかり自分と向き合って”自分”を知ってあげてください。
design chinatsu ikarashi
edit sho ikoma