CULTURE
2016.11.13
『focus on N-bloggers』Vol.16 浅田 真由子
Q. 出身や家族の事から今現在の事まで、詳しいプロフィールを教えて。
北海道出身。3つ上に美容師の兄がいます。両親は美容関係の仕事とは全く関係ないけど、気づいたら自然と美容に携わる仕事をしていました。いまは"aim"というフォトスタジオで店長として働いています。
Q. 美容の道を目指したきっかけは?
正直、美容学生になった時はそこまで美容の仕事がしたいって思いが強くあったわけではありません。学生生活のいろんな出会いや経験で、自分がはじめて夢中になってる! ってことに気づいたときに、これを仕事にしたいと思いはじめました。
Q. フォトスタジオではどんな仕事を任されているの?
いまは店長として仕事をしながら、クリエィティブディレクターとして広告のビジュアルイメージの提案やスタイリング、ヘアメイクを担当させてもらっています。最近は、成人式の前撮り写真に、ファッション性やトレンドを取り入れて、二十歳の女の子達にもっと興味や関心を持ってもらいたいなと思って、"aimme"というプロジェクトを始めました。いまは主にInstagramで発信していて、aimmeを見てもらえたら、きっと"成人写真"のイメージが変わると思うし、これから沢山の女の子に知ってもらえたらと思います。
Q. 広告ヴィジュアルや作品撮りをするようになったきっかけは?
作品撮りをはじめた1番最初のきっかけは、美容学生時代の講師の方との出会いです。放課後や、時には学校をさぼってまで、先生のサロンに遊びにいって作品を撮影してもらったりして(笑) その頃から、モデルに合ったスタイリングやヘアメイクをゼロから考えて作っていく楽しさに夢中になっていきました。学生時代にクリエィティブの楽しさを体験させてくれた先生には今でも感謝しているし、今の仕事にも繋がっているなと感じます。
Q. 得意なスタイリングや、作品作りで心がけていることは?
心がけているのは、あくまでもモデルが魅力的に写るかどうかという事です。ヘアメイクばかりが主張しすぎないこと。それは"ナチュラルメイク"という意味ではなくて、その人をさらに魅力的にみせているものがスタイリングやヘアメイクだったら、理想だなと思います。
Q. 今後挑戦したいスタイリングは?
一目みただけで"これ、◯◯っぽいね"となるスタイリングやメイクってすごいなと思います。世界観みたいなものが確立されている感じは憧れます。
Q. 自分自身のファッションやビューティのインスピレーション源は??
メイク用品をみるのが趣味のようなものなので、時間があれば化粧品を見に行ってます。あの色の並びがかわいいな。とか、そういった視点で見たりもします。ショップのディスプレイやショーウィンドウをみるのもインスピレーションになっているのかもしれないです。あとはファッション誌は自分のファッションのジャンルじゃないものや、年齢層の違うものも見るようにしています。
Q. これまでの人生で最も悩んだことは何? それをどうやって乗り超えた?
基本的になんでもポジティブに考えるというか、考えこまない性格なので、すごく悩んだという事はあまりありません。ただ今は、自分の発信できる場所をもっと広げたい気持ちが強いのと、常にステップアップしていきたいので、自分はいまなにをするべきなのかっていう事は常に頭にあります。
Q. 将来の夢、目標は?
いまはSNSで誰でも発信ができる時代だから、これからも自分がかわいいと思うものを発信し続けて、それに共感してくてくれる人が増えたらうれしいなと思います。
Q. 将来に悩むNYLON読者へアドバイスを!
就職や、進路に迷っている子は、とにかく自分のいま好きな事を大事にしてほしい! 好きな仕事をしてる人ばかりではないし、その方が少ないのかもしれないけど。好きなだけじゃどうにもならないって言うけど、まず、好きじゃないとどうにもならないと思うから!
design chinatsu ikarashi
edit sho ikoma