CULTURE
2016.08.31
グラフィティを新たな次元に押し上げるアーティスト 大山エンリコイサムが個展を開催中
Enrico Isamu Oyama, FFIGURATI #133 (detail), 2014-2016
Artwork © Enrico Isamu Oyama
Photo © Atelier Mole
Courtesy of Takuro Someya Contemporary Art
NYを拠点に壁画・絵画の制作やライヴパフォーマンスなどを行う美術家、大山エンリコイサムが、個展『Present Tense』を開催中。
大山氏は70年代NYのグラフィティ文化を下敷きに、もともとかき手の名前や所属クルー名などの文字をデフォルメして表現していた視覚言語からその”形”や”線”だけを抜き取り、再構築したモチーフ『クイック・ターン・ストラクチャー 』を用いることで知られる。過去にはアメリカやイギリス・ロンドンなどで個展を開催し、Comme des Garçons、shu uemuraなど世界的なブランドとのコラボレーションも実現させた。
日本国内で初の本格的な個展となる本展では、ダイナミックな大型作品や繊細な連作など、すべて新作で構成。大山氏のクリエイティヴィティのバックボーンとこれからのポテンシャルが存分に感じられる内容。目の当たりにすれば、あなたにも必ず新たなインスピレーションが湧いてくるはず。
INFO
大山エンリコイサム展『Present Tense』
@Takuro omeya Contemporary Art
period. ~2016.9.24(sat)
add. 東 京 都 港 区 南 麻 布 3-9-11 パインコーストハイツ 1F
open. 12:00-19:00(日・月・祝 休廊)
tel. 03-6804-3018
text sho ikoma