CULTURE
2022.05.14
Shoko Otakeによる個展“Roll on Day Day”期間延長決定!
Point!
1993年生まれのアーティスト、Shoko Otakeによる個人では初となるエキシビション“Roll on Day Day”が、東京の人気ショップ&ギャラリー「SALT AND PEPPER」にて開催中 | |
版画やドローイングなど様々な技法を用いた作品の数々は、ストリートな要素を取り入れながらも、どの世代にもどこかノスタルジックな気持ちにさせてくれる | |
大好評につき、4月末から始まっていた開催期間を5月21日(土)まで延長することが決定! まだご覧になれていない方はこの機会をお見逃しなく! |
INFO
“Roll on Day Day” 大竹笙子/Shoko Otake
私の記憶が正しければ、幼稚園最後の誕生月に将来の夢を発表しなければいけなかった。
私の記憶が正しければ、
私は「絵描き」と言った。
絵描きと言った直後、無性に恥ずかしくなり、二度と言うまいと思った感情が今でもはっきりと残っている。
しかしあの時からおそらくその絵描きはずっと心の中に潜んでいて、自意識を越えたところで痺れを切らし始めた。
先祖への冥土の土産話として、
” 私も作る人生でした ”と言える人生にしたい。
そんなことを思いながら、有限の時間の中で、絶望と愉悦を繰り返しつつ、
ローラーを転がすことしか今の自分にできることはない。
Shoko Otake “Roll on Day Day”
DATE. 2022/4/29(Fri)~5/21(Sat)*Close Sun&Mon
OPEN. Weekday 12:00-20:00 / Sat&Holiday 11:00-18:00
1993年生まれ。2017年ロンドン芸術大学卒業。日常の会話や目にした情景を、版画やドローイングなど様々な技法を用いて具現化する。本の挿画やファッションのテキスタイルにも作品を提供。作品集に『DUMBBELL KUMBBELLⅠ,Ⅱ,Ⅲ』がある。
TEXT SAYURI SEKINE