やっぱり、自分自身ですね。自分がノリに乗っていない時や笑顔が足りない時に鏡を見て、コレじゃダメ、もっとできるハズ！　と自分に言い聞かせたり、みんなにポジティヴなパワーを与えられているかな、といつも自問自答したりしています。過去の自分に突き動かされる時もあります。未来の自分を想像して、それに近づくためにもっと動かないと、と思いスイッチが入るので、結局は自分のモチベーションです。

すぐに行動することが一番大事ですが、できない時はイメージするようにしています。こうなりたいというヴィジョンを明確にイメージします。そうすることで、自然とイメージした通りにできるんです。例えば、今日は下を向いてしまったから、明日は上を向こうとか、どんなに小さいことでもイメージします。イメージして行動に移して、イメージして行動に移して、この積み重ねでどんどん自分自身のレベルを上げていきます。

ダンサーとして活動を始めてもうすぐ20年が経つのですが、ダンサーの認知度や立場はやはりまだまだ弱くて、同じダンサーからしたらカッコイイけど、そうじゃない方からしたら趣味としか思われていないんです。いつも芸能人の後ろにいる人、アーティストの裏⽅にいる振付師、どんなに超人的な動きをしても取り上げられる事や、テレビ番組に出ることも多くはありません。でも、私は、ダンサーってもっとすごいと思っています。俳優、歌手、スポーツ選手と対等にダンサーという職業もすごいということを世の中に広めていきたいです。私が色んな場所に行って色んな方面から自分をアピールすることで、少しでもダンスシーンを変えていけたらと思っています。今ダンサーを目指している子供たちに夢を与えられるようになりたいです。

“夢は諦めなければいつか叶う”ということを心から伝えたいです。夢を持っていると必ず挫折という壁にぶち当たると思います。私も実際に4年前に怪我をして、ダンサーとしての復帰を諦めた時がありました。でもダンスが好きという気持ちだけでリハビリに励み、また絶対踊れるようになるという強い希望を持ち続けて努力していたら、この通り、復帰できました。誰が何を言っても自分を信じることが大事です。この頃の経験があるので、どんな挫折を味わってもそれをバネにさらにステップアップできるという自信に繋がりました。経験を色で例えると、モチベーションが上がっている時は黄色やピンクを、怪我をした時はグレーや黒を連想しますが、全て色。色々な色があるからこそカラフルな人生になると思います。楽しいことも辛いことも色々経験してもっと濃い人生にしてほしいです。

女性には生まれ持った強さがあると思います。世の中の母親は、みんな辛い出産を当たり前のように経験していますよね。女性は自分で気づいていないだけで、男性にはない強さを内に秘めていると思います。ということは、きっと出産以外でも発揮できると思うんです。きっと女性にしかない強さや輝きを一人一人が持っているので、それを磨くことで底力を発揮できると思います。何事にも負けずに、女性には生まれ持った強さがあるんだ、と思って日々色んなことに挑戦してほしいです。

めっちゃポジティヴです。何事も面白く切り換えて、全部ギャグみたいにするのが強みだと思います（笑）。RIEという私の名前は、スペイン語で“笑う”という意味なので、全部笑い飛ばすことができるんだと思います。はい、私の強みは笑い飛ばすことです（笑）。

いつも白のAIR FORCE 1を履いているのですが、踊りやすいし、白を履いて踊ると絶対にダンスがかっこよく見えるんです。私は背が低いので、⿊を履いてスライドしても、洋服や動きに負けてしまうのですが、白は最強です（笑）。特に今日履いたSageは、厚底になっているのでさらに脚の存在感が際立ち、必要以上につま先とかかとを動かす私のダンスに適しています。女性でもガーリーに映らなくて、ボーイッシュになるので、よりヒップホップを踊っているのが伝わります。私にとって、履くだけで自信が出るスニーカーです。映像映えもするので色んなMVでも履いていますし、先日訪れたLAも毎日AIR FORCE 1で過ごしていました（笑）。

緊張しながらも地に足をしっかりつけて、私から吸収しようと一生懸命に取り組む姿勢に感動しました。ハートの強さも感じたし、目が真剣だったので、MAHIROちゃんは将来本気でダンサーを目指しているんだと感じました。今日、1対1で私から教わる機会を得たのも何かの縁だと思うので、私も全力でMAHIROちゃんのために自分が持っているエッセンスや私にしか教えられない見せ方、色気、カッコよさを教えられたと思うので、今日吸収したものを何度も何度も練習して、自信をもってHAPPYにダンスをしてほしいと思います。私からパワーを贈ります。

ダンスを始めたのは4歳からですが、もともと踊ることが大好きで、CMで流れる音楽に合わせて踊ったり、大好きなミニモニ。のマネをして踊ったりしていました。そして、ちょうどその頃通っていたプール教室にダンスレッスンのクラスがあり、両親に勧められて体験レッスンを受けたのがきっかけでレッスンに通い始めました。そして、中学性の時にEXILEさんのツアーを見て、私もこんな大勢の前で踊ってみたい、私がEXILEさんのパフォーマンスを見てパワーをもらったように、私もいつか見る人にパワーを与えられるようなダンサーになりたいと思うようになりました。

カッコよく見せたり、自分らしく踊れたらいちばんですが、踊ることが好きなので、無意識にただ楽しんでいます。

以前、ワークショップで2回ほど受けた事があるのですが、1対1でのレッスンは初めてでした。隣で踊っているだけですごいパワーが伝わってきて、そういう音の取り方があるんだ、こう身体を動かすんだ、と新たに発見することばかりでとても勉強になりました。最後、私に向けて踊ってくれたときは言葉にならないエネルギーを与えてもらった感じがします。そして何より、音楽に合わせて踊るのではなく、音楽と一緒に踊っているような感覚が伝わってきて、ずっと興奮していました。とにかくめちゃくちゃ楽しかったです。私もダンサーとしても人間としてもRIEさんのようになりたいと思いました。

ダンスの善し悪しは人それぞれで、もちろん私のダンスをいいと思ってくれる方と、思ってくれない方がいます。他のスポーツのように勝ち負けが明確ではないので、難しいと思いますが、どんな人にも良いね、カッコ良かったよ、って言ってもらえるようなダンサーになりたいです。

これまでダンスバトルをやってきていないので、どうなるか本番の想像がつきません。楽しみだけど、不安もあります。普段やってないからこそ、今までとは違う新しいものを見いだせたらと思っています。勝ち負けも大事ですが、いちばんは自分らしく楽しんで頑張りたいと思います。

誕生日や何かの節目に友人からメッセージをもらうのですが、それを見返すことで、色んな人に支えられているということを改めて実感します。ここまでダンスに協力してくれた両親や親族はもちろん、大切な友人たちの思いが私を突き動かしくれていると思います。